【アニバースなんでもランキング】ボクの輝かしい功績を知らない?それはあまりにも不幸だ!ウマ娘に登場する”テイエムオペラオー”競馬界でのメモリアルレース3選

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こんにちは!アニバース編集部です。

今回は全世界の人たちにテイエムオペラオーという輝かしいウマ娘(馬)がいるという啓蒙活動一環として記事にしました!
題して、「ボクの輝かしい功績を知らない?それはあまりにも不幸だ!ウマ娘に登場する”テイエムオペラオー”競馬界でのメモリアルレース3選」!!
現在、TOKYO MX、BS11ほかでTVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』がついに最終回を迎える、アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」ではそのコラボレーション企画が走っています!皆さんも一緒に走りましょう!

アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」は、過去に日本競馬界で実在した名馬の特徴を色濃く受け継ぐウマ娘のトレーナーとして、ウマ娘たちの憧れの舞台であるトゥインクルシリーズ出場を目指すゲーム。

 

テイエムオペラオーとは、僕の事さ!

今回は、ウマ娘企画第2弾として、現在登場しているウマ娘たちの実際の競馬界での名レースをご紹介しようと思います!現在、私もウマ娘にドはまりして徹夜で育成を行い、テイエムオペラオーで初のAランクを獲得することが出来ました!最大上限解放のツインターボをサポートカードにしてくれたフレンドありがとう、、

テイエムオペラオー
父 オペラハウス
母 ワンスウエド
1998年から2001年まで、活躍した馬。2017年に抜かれるまでは長らく獲得賞金の世界記録を保持。
(2000年)年間無敗。重賞8連勝。G1、5連勝。古馬中長距離G1、完全制覇。
◆JRA賞受賞歴
JRA顕彰馬選出(2004年)、JRA賞年度代表馬(2000年)、JRA賞最優秀4歳以上牡馬(2000年)、JRA賞最優秀3歳牡馬(1999年)
どれも輝かしい成績を残した名馬です。

BEST3 1999年12月有馬記念

1999年を締めくくる重賞レース有馬記念。今年活躍した馬が依然として力を見せつけるのか。それとも、これから迎える2000年に向けて新風を巻き起こす馬が現れるのか、、
98年から99年で活躍した、スペシャルウィークがこのレースを境に引退を表明。今年は、天皇賞とジャパンカップを制し、古馬三冠を賭け、挑む最後の有馬記念。それを迎えるは、7月の宝塚記念での直接対決を制したグラスワンダー。宝塚記念で見せたスペシャルウィークとグラスワンダーの直接対決では、出走していた他の馬を寄せ付けないまま2頭で1頭争いを行う競馬を繰り広げ、「1999年を代表するのは、この圧倒的な2頭。」という存在感を感じさせるには十分なレースでした。
テイエムオペラオーの99年は、皐月賞で1着で勝ち取ったあとは、1着を惜しくも外すも安定したレースが続いていました。その流れもあり、有馬記念は5番人気。

古馬としての意地を見せた2頭と今後の将来性を感じさせる競馬をみせたテイエムオペラオー
レース展開は逃げるゴーイングスズカ、2番手はナリタトップロード。グラスワンダーは後方に位置どり、3コーナーで進出を開始して、先行2頭の直後まで一気に押し上げていく。これを見てスペシャルウィークも追撃を開始。同じようにマクリ脚を発揮して、直線では2頭のデットヒート、それに3歳テイエムオペラオーが食らいつくという展開、最後の直線でツルマルツヨシを含めた4頭が一斉に並ぶ瞬間は圧巻です。

着順は、1着グラスワンダー2着スペシャルウィーク3着テイエムオペラオー
最後はグラスワンダーがスペシャルウィークの差は鼻差4㎝ととてつもなくきわどい戦いを制して1着。
見ごたえのある名勝負です。

BEST2 2001年 天皇賞(春)

好調なライバルたち、不安を残したまま天皇賞3連覇に挑むテイエムオペラオー
2000年の12月に行われた、有馬記念出走後、療養地へ向かったが大雪などで療養地からの帰厩が1週間遅れテイエムオペラオーは調子を落してしまう。トレーニングを再開し、産経大阪杯に出走するも4着で終了と今まででは考えられない順位に甘んじてしまう。各メディアには「遂に時代の移り変わりか?」「2000年の連勝疲れが出たか?」など憶測が飛び交う中で天皇賞(春)を迎えた。
対照的にこのレースに参加した2番人気ナリタトップロードは、直前の阪神大賞典で8馬身差の圧勝。3番人気のメイショウドトウは直前の日経賞を中団からの鋭い差し足を発揮し危なげなく制している。
直前の調整では明らかにテイエムオペラオーが苦しい状況に追い込まれていた。

天皇賞3勝の偉業を達成!
ライバルのメイショウドトウにも競り勝ち、世紀末覇王の意地を見せつける
雨天となった第 123回天皇賞(春)で、テイエムオペラオーは荒れ始めた馬場の内側を走らざるを得ない1番枠での出走。レースが始まり、最終4コーナさしかかる前で早くもムチが入るという苦しい展開。
そして勝負は最後の直線へ、先頭を行く逃げ切り体制のナリタトップロード。それを鞭が入ったテイエムオペラオーが中団から一気に伸びてきて残り100mという所で捕まえる。しかしそれだけでこのレースは終わらない。さらに後方から指しきりを狙ってメイショウドトウが猛追してくる。じりじりと差を詰められる中、三つ巴ままゴールへ殺到した。ゴールラインを過ぎてみれば、テイエムオペラオーがメイショウドトウに2分の1馬身の差分を抑え、本調子とは言えない中でも、しっかりと勝ち切った。

世紀末覇王が居なければ、、
常にテイエムオペラオーと1着争いを演じた永遠のライバル。メイショウドトウ


メイショウドトウはテイエムオペラオーとのG1直接対決を2000年から2001年までで、なんと9回も繰り広げている馬です。また引退レースとなった2001年の有馬記念では、テイエムオペラオーとともに引退をしています。

2000年 宝塚記念 天皇賞(秋) ジャパンC 有馬記念
テイエムオペラオー 1着 1着 1着 1着
メイショウドトウ 2着 2着  2着 2着
2001年 天皇賞(春) 宝塚記念 天皇賞(秋) ジャパンⅭ 有馬記念
テイエムオペラオー 1着 2着 2着 2着 5着
メイショウドトウ 2着 1着 3着 5着 4着

 

BEST1 2000年 有馬記念

4歳のオペラオー今年に入ってから負けなし、そして今年を全勝のまま終われるのか?最強の世紀末覇王としての期待を一身に背負って出走する12月の有馬記念。
この時を題材にしたJRCのCMが印象的です。

勝ち続けると、すべての馬が敵になる。
その馬は、完全に包囲された。
道は消えたはずだった。
テイエムオペラオー。お前はなぜ走れたのか。
『年間全勝のレジェンド』
その戦いに、人は夢を見る。 さぁ、夢を見よう。
-2013年有馬記念CMより

大躍進の2000年。ディープインパクトでも成し遂げられなかった年間レース全勝
2000年に入ると京都記念を皮切りに一気に勝ちだす。大差をつける勝利は見られなかったものの必ず鼻や頭をねじ込んでは1着をもぎ取っていく力強さを感じさせるレースが続き7連勝という世紀末覇王にふさわしい金字塔を打ち立てる。宝塚記念では、1999年有馬記念で惜しくも敗れたグラスワンダーにも勝利している。そして、今年をそのまま無敗で締めくくれるかと多くのファンの希望を背負って迎えた最終レース

テイエムオペラオーを前に行かせない=1着。他馬からの執拗なまでの徹底マーク
テイエムオペラオーは単勝1.7倍という圧倒的な支持を受け、
ライバルである、メイショウドトウは単勝6.8倍の2番人気の期待を受けることになります。
レースが始まり、ゲートが開くと最初のコーナーでテイエムオペラオーは他馬とぶつかり、鞍上のジョッキーが姿勢を崩しそうになる場面がありました。それまで圧倒的な強さを見せていただけに、他陣営からのマークも厳しく、テイエムオペラオーは馬群に飲み込まれ、後方からの競馬を余儀なくされます。

馬群に飲み込まれるままレースは進み最後の直線勝負に、だが中山の最後の直線は短い
ゴールは目前だが最後のコーナーを抜けてもテイエムオペラオーは未だ中段後方、馬群を抜け出すために騎手の懸命なムチが入る。テイエムオペラオーはそれに応え、眼前を行く13番人気のダイワテキサスと2番人気のメイショウドトウの間を割って力強く末脚を伸ばしていく。ぐいぐいと馬群をかき分けメイショウドトウと一騎打ち。ゴール板に向かってテイエムオペラオーはハナをねじ込む!
いったいいつになったらテイエムオペラオーは出てくるんだと誰もが思ったことでしょう。ゴール前のメイショウドトウとの勝負をハナ差で勝ち取り1着。年間全勝勝利を達成し2000年を締めくくりました。
この年で、最強の馬はテイエムオペラオーだということを改めて感じたレース。囲まれ全く出てこられない苦しいなかでも、最後は持ち前の力強さをみせ勝利。テイエムオペラオーの強さが存分に出たレースです。

 

和田騎手とテイエムオペラオー
1999年和田騎手交代の危機と2000年の躍進
テイエムオペラオーの全てのレースに騎乗した若干22歳の若手ジョッキー
BEST3であげた有馬記念もそうですが、1999年代のテイエムオペラオーは皐月賞は制したが良いところまで行くけど勝ちきれない馬という評価でした。これに我慢できなくなったオーナー側が交代を要求しましたが、和田の師匠で、テイエムオペラオーを預かる岩元調教師は、和田を騎手としての成長させてやりたい一心で続投を懇願。「もし続投できないなら今預かっている馬を全て転厩してもらいたい」とまで、オーナーに伝えたという。さすがにこれには折れ続投が決まった。しかし、オーナーから「今年は1回も負けてはいかん。全勝しろ!」という大号令が下った。もう、1勝も外せない。そんな緊張感の下で2000年を迎えた。結果は先ほどお話した通り。信じ続けてくれた人の期待に答えて和田は大躍進を遂げました。
引退式で和田は「オペラオーにはたくさんの物を貰ったが、あの馬には何も返せなかった。これからは一流の騎手になって、オペラオーに認められるようになりたい」という名言を残しています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?前世代のスペシャルウィークとグラスワンダーからバトンを受け取り、見事に開花した馬テイエムオペラオー。僅差で全てのレースを制するその力がウマ娘では、固有スキル「ヴィットーリアに捧ぐ舞踏」:最終コーナーで前のほうで競り合うと、王たる輝きで速度が上がる。というように表現されていることが分かります。そして、メイショウドトウが憧れる(苦手としている)理由も分かったのではないでしょうか?
この記事を通して、テイエムオペラオーのファンになってくれる方がいましたら幸いです!

以上、ボクの輝かしい功績を知らない?それはあまりにも不幸だ!ウマ娘に登場する”テイエムオペラオー”競馬界でのメモリアルレース3選でした。

ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト:https://umamusume.jp/
ウマ娘プロジェクト公式アカウント:@uma_musu