【アニバースなんでもランキング】良家に生まれ、天皇賞を連覇した平成最高のステイヤー「メジロマックイーン」

こんにちは!アニバース編集部です。

アニメで2期では活躍していたメジロマックイーン。長距離に強く数々のタイトルを獲得してきた馬ですが、今回そんなメジロマックイーンを取り上げる企画を用意しました!題して、「ウマ娘に登場する”メジロマックイーン”競馬界でのメモリアルレース3選」!!
現在、TOKYO MX、BS11ほかでTVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』がついに最終回を迎える、アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」ではそのコラボレーション企画が走っています!皆さんも一緒に走りましょう!

アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」は、過去に日本競馬界で実在した名馬の特徴を色濃く受け継ぐウマ娘のトレーナーとして、ウマ娘たちの憧れの舞台であるトゥインクルシリーズ出場を目指すゲーム。

 

勝利こそ我が定め、盾の栄誉に向けて、いざ!
今回で、ウマ娘企画第3弾。ウマ娘第2期ではトウカイテイオーとともに主役として活躍した、平成最強のステイヤー(長距離レースの得意な馬のこと)と名高いメジロマックイーンの実際の競馬界で行われた名レースをご紹介しようと思います!
今、開催されているTVアニメコラボ「プリティーダービーガチャ」イベントではトウカイテイオーとともに新衣装も登場していますね!(当たらない、、)
実際のレースでは、どんな馬だったのか知っていただけたら(懐かしく思っていただけたら)と思います!

メジロマックイーン
父 メジロティターン
母 メジロオーロラ
1990年から1993年まで、活躍した馬。競争適齢期の3才の時に調整が間に合わず少し遅れた4歳から阪神競馬場でデビューを飾っています。
G1レース4勝、3000m以上のレースで7戦5勝2着2回と長距離戦を得意として功績を残す中でも、2000mと2400mでのレコード勝ちレースがあり、長距離に強いが決して遅くはない馬でした。

BEST3 1990年11月 菊花賞

菊花賞に出走するメジロマックイーンこれがデビューして初めてのG1レース。
実は、ここに至るのには長い道のりがありました。実はメジロマックイーンは2月の新馬戦・ゆきやなぎ賞出走後、若駒特有の炎症であるソエ(骨膜炎)を起こし、休養期間へ移ります。
療養の経過から、メジロマックイーンは菊花賞出走に狙いを定め、調整していくことが決定ししましたが、現在のメジロマックイーンの総額獲得賞金は「500万以下」。これでは菊花賞に出走するには実績が乏しく、復帰目途が立った9月から目標の11月までの2カ月で対策をする必要がありました。しかし、優先出走資格がもらえるレースは既に終わっていて、メジロマックイーンに残された道は、総獲得賞金が高い馬に上から順に与えられるもう一つの出走資格を勝ち取ることだけでした。

確実に資格をもらうために必要な賞金額は「2000万」。菊花賞の出走権までの長い道のり
復帰の舞台として選んだのは、9月2日に開催された渡島特別(500万下)。距離は1700mのダートでした。これは、マックイーンの炎症を起こした足への配慮やこれから続くG1出走権獲得のための連戦を考慮したため、いざ復帰戦。出走し快走するもダートの並居る強敵に阻まれ、このレースは2着。厳しい復帰戦になりました。ここから2000万をめざして過酷な一週で連戦が始まりました。木古内特別(500万下)から大沼S(900万下)へ。メジロマックイーンは強行日程ながら疲れをみせぬ走りでここを1着で勝ちあがる強さを見せました。

迎えた10月13日の嵐山S(1500万下)。
勝てば菊花賞の切符も見えてくる状況。レースが始まりメジロマックイーンは内側に位置取り走り出すも中盤は馬群に外を固められ、身動きがとれぬまま進み。誰もが「このままでは、」となった最後。メジロマックイーンはどうにか馬群を抜け出し、加速を開始。そのまま前を目指すもどうしても届かず結果は2着。1着は逃したものの、積み上げた賞金や菊花賞出走回避馬が出るという幸運によって菊花賞の枠に滑り込みました。

菊花賞。人気馬メジロライアンと抽選で滑り込んだ馬メジロマックイーン
そして臨んだ菊花賞。今回は2番枠からの出走となった。レースの1番人気はメジロライアン2番人気はホワイトストーン。メジロライアンは弥生賞を勝ち、直前の京都新聞杯をレコードで制すなどかなりの人気ぶり。ホワイトストーンも直前G2レースで勝っており好調な状態だった。メジロマックイーンは出走できたが抽選枠の馬でタイトルもなくほぼ無名。それでも最終調整で好調ぶりをみせ、4番人気に推された。

マックイーン先頭だ!マックイーンだマックイーンだ!メジロでもマックイーンの方だ!
ゲートが開き、メジロマックイーンは先頭集団3頭を内側から追っていく先行策で展開を進める。そして迎えた第3コーナの坂、先頭集団の他の馬をうまくかわし、一気に先頭へ飛び出す。中団からじりじりと位置を押し上げていたメジロライアンがコーナーの坂をものともせず外側から駆け上がり、ホワイトストーンも最後の直線に入ると内側から一気に上がり迫ってくる。2頭に追われながらも持ち前のスタミナと力強さを見せて最後の直線を逃げ切る形でゴールへと駆け込み、1馬身1/4差をつけ1着を勝ち取った。

BEST2 1991年 天皇賞(春)

菊花賞を獲得した後。騎手は内田騎手から武豊騎手に変わりました。そこからメジロマックイーンの快進撃は始まり、天皇賞(春)を制し天皇賞連覇を目指してこのレースに出走しました。レース展開は動画の通り、序盤から馬群を抜け出し先行ぐんぐんと前に進み、中盤でも先頭を3番手ほどから追いかけ好走を見せる、最後の直線に勝負では余力を残したメジロマックイーンが一気に加速。どの馬も追いつけない圧倒的着差で勝利を収めました。

審議の青いランプ優勝者は、、

スタート直後にポジションを確保するため、内側に切れ込み、プレジデントシチーなどの馬の進路が狭まるなど大きな不利を受けたとされる裁定が下されてしまった。レースはメジロマックイーンが2着に6馬身差の圧勝となっていたものの、審議の結果走行妨害が認められ同馬は最下位の18着に降着という結果になってしまいました。

BEST1 1992年 105回 天皇賞(春)

 

アニメでも映像化された名レース。メジロマックイーンとトウカイテイオーの対決
去年で降着を経験したメジロマックイーンその後は、2戦優勝を逃すも、前哨戦の阪神大賞典は快勝し復調の兆しを見せていました。

無敗VS連覇
一方、トウカイテイオーは、デビュー戦から全戦勝利、前年の皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬でしたが、ダービーのあと故障で休養。前哨戦の産經大阪杯で復帰して圧勝している。鞍上はメジロマックイーンが武豊騎手でトウカイテイオーが岡部幸雄。
岡部騎手がトウカイテイオーに調教で初めて跨った時に「地の果てまで伸びていきそうな感じ」と感想を述べたのを受けて、武騎手が「あちらが地の果てなら、こちらは天の果てまで伸びますよ」と返したのも、さらに対決ムードを盛り上げました。
レースはメジロマックイーンが先行策を取りそれをマークするトウカイテイオーの構図。勝負所の第3コーナー「淀の坂」を走り抜けた際には、早くもその勢いのまま先頭に立とうとするメジロマックイーンと、追いすがるトウカイテイオーは3番手まで詰め寄る。そのまま最後の直線勝負となるが、平成最強ステイヤーであるメジロマックイーンがそこから一気に伸び、他を置き去りにする。トウカイテイオーは2400mまでの経験しかなく3000mは未知の世界。最後の直線で末脚は伸びず着差は開き、メジロマックイーンに力を見せつけられたレースとなった。

まとめ

いかがだったでしょうか?長距離に圧倒的に強い平成最高のステイヤー「メジロマックイーン」トラブルを乗り越え、武豊騎手を鞍上に迎えたことでさらに大きく成長し、才能を開花させたのは印象的です。この記事を通してさらに、メジロマックイーンの強さや魅力を知っていただけたならうれしいです!

良家に生まれ、天皇賞を連覇した平成最高のステイヤー「メジロマックイーン」の競馬界でのメモリアルレース3選でした。

ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト:https://umamusume.jp/
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