1999年にセガの家庭用ゲーム機・ドリームキャストで発売され、数多くの作品に影響を与えた伝説のアクションアドベンチャーゲーム『シェンムー』。
本作のアニメ化作品となる『Shenmue the Animation』が2022年4月に配信開始!アニメーション制作は『ルパン三世 PART5』『ブルーサーマル』を手掛ける株式会社テレコム・アニメーションフィルム、監督は櫻井親良氏(『ワンパンマン(SEASON2)』が務めている。
各配信サイトで好評配信中、さらにTOKYO MXでTV放送がスタートしたアニメ『Shenmue the Animation』から、主人公・芭月 涼を演じる松風雅也さんのオフィシャルインタビューが公開になった。
奇跡はまだ終わっていなかった”と語る本作のアニメ化について、アフレコ収録での印象や、映像を見ての感想、また原作ゲームを含めた作品の世界観の魅力などをたっぷり語っている。
芭月 涼役・松風雅也 オフィシャルインタビュー
―アニメ『Shenmue the Animation』の制作が決定した時のお気持ちを教えてください。久々となるアフレコ収録に臨まれての感想はいかがですか。
「クラウドファンディングでシェンムーIIIを」、というお話自体が奇跡だと思っていたのですが、そのファンディングがギネス記録になり、そして収録が進んで「シェンムーIII」がリリースされてと、こんな奇跡があるのかと当時は思っていたのですが、今回アニメ化が決定したお話を聞いてその奇跡はまだ終わっていなかったというイメージが凄く大きいです。「シェンムー」は当初からフルCGでトライをしていたので「あっそうか!当然できるよね、アニメ」と、そういう意味では意外という感じでした。
芭月涼に声を当てるのは「シェンムーIII」以来だったのですが、僕は声を変えて演じるというよりは感情を基に演じるタイプなので、実際に年齢を重ねてしまったことによる多少の変化はあったのですが、そこまでの苦労は感じませんでした。
収録現場では、語尾感や「このキャラクターはこんなことは言わないよね」というようなことが多くて、その辺に関して最初から関わってきているキャストの僕らの意見の方が通るという不思議な現象が起こりました(笑)。「違うよね?こんなこと言わないよね?なんで誰も指摘しないのだろう?」と。鈴木裕さんはガラス越しにニコニコしていて、それで収録が終わったあとに裕さんから「助かるよ」なんて言われて(笑)。20年ってそういうことなんだなと思いました。おおらかな現場です。
―アニメ映像をご覧になっての感想をお聞かせください。見どころや、印象的なシーンについてもお聞かせください。
知っている作品を皆さんがどういう感じでご覧になるのかと思っていたのですが、好意的な話ばかりで、「こんなに評判がいいんだ」と驚いています。僕が子供の頃に観ていた80年代のアニメの雰囲気があって、それが功を奏しているのだろうなと思いました。実際に物語の舞台も86年ですし。
「シェンムーIII」でクラウドファンディングをする際に裕さんから直接電話で呼び出され、「協力してほしい」とお話がありました。その際に「松風くんを呼んだのは「シェンムーIII」の基本コンセプトに‘懐かしさ’があるから」と言われ、元々プレイしていた人が懐かしいと感じる作品にしたいという部分は、今回のアニメーションにも通じるものがあるのではないかと思います。逆に今の人達からしたら新しいのかもしれません。
―個性的なキャラクターが多数登場しますが、気になるキャラクターは誰でしょうか。
ドブ板通りの人たちは濃いキャラクターが多いので、一人だけ掘り下げてしまうとずっとその人の話になってしまうと思います。例えばホットドッグ屋のトムも掘り下げたらいくらでもクローズアップしたくなってしまいますし、舞ちゃんと五郎に関しても二人をクローズアップしたこのバランス感覚はすごいと思います。舞ちゃんと五郎が付き合っているという話はなくても物語は成立しますからね。相当しつこくゲームをやったときにでてくるエピソードなんです。どちらかというとトマトマートでバイトをしている舞ちゃんのお姉さんのほうが…、とかそういう話になってきちゃうんです(笑)。
―原作ゲームを含めた「シェンムー」という作品の世界観や、芭月涼というキャラクターの魅力はどんなところにあると感じていますか。
今でこそオープンワールドが主流になっていますけど、ゲームの行き着く究極形態は「もうひとつの世界がしっかりあること」だと、当時裕さんはすでに気づいていたのでしょうね。当時は周りに理解されなかったと思うんです。僕らもそうですし、世間に出したときの評価も「素晴らしい!」とはすぐにはならなかったですし。ただ裕さんはブレずに「シェンムーI・II」を作ったということが1番なのかなと思います。
自販機でジュースを買うだけでもお金を入れるモーションキャプチャーもジュースを取るモーションキャプチャーも全部僕がやっていますし、炭酸飲料を飲んだ時とオレンジジュースを飲んだ時で飲んだ後の声が違うんですよ。そんなこと誰も分からないじゃないですか。コーラを飲んだ後の声でNGをたくさん出されたので覚えています(笑)。そういったことが数十年経って再評価され、もう一度街を歩いてみたいという気持ちに繋がったのではないでしょうか。
ゲームでは涼さんの声もモーションキャプチャーもやらせていただきましたが、ゲームをプレイしてくれている皆さん自身が涼さんだと思ってくれていて、芭月涼はみんなの中にいるのだなと改めて感じました。プレイヤーキャラは主人公ではなくプレイヤーなので、みんなが僕を動かすんですよね。自分だと思って涼さんを愛してくれている、芭月涼というキャラクターは見ていて格好いいキャラではなくプレイヤー自身なんです。
―放送・配信を楽しみにしている皆さまへのメッセージをお願いします。
“「シェンムー」というタイトルは聞いたことがある”くらいな感じで観ていただいてベストなバランスになるように『Shenmue the Animation』は作られていると思います。自然な気持ちで冒険活劇の始まりを見ていただいて、ディープな世界が広がっている「シェンムー」の沼にハマっていただけたらと思います。
アニメ『Shenmue the Animation』は、各配信サイトで好評配信中。TOKYO MXにて、毎週火曜19:00より放送中!また、現在、アニメ化を記念して原作ゲームやアニメの舞台となる横須賀にて「シェンムー×横須賀 アニメ化記念プロジェクト」(https://www.cocoyoko.net/event/shenmue.html)が開催中!
☆作品詳細
TOKYO MXにて、毎週火曜19:00~放送中!
※編成の都合により休止を挟む可能性があります。
各配信サイトで好評配信中!
●アニメタイムズチャンネル
●アニメ放題
●ABEMA
●Amazonプライム・ビデオ(都度課金)
●FOD
●Gyao!
●GYAO!ストア
●J:COMオンデマンド
●DMM.com
●TELASA
●dアニメストア
●dアニメストア ニコニコ支店
●dアニメストア for PrimeVideo
●ニコニコチャンネル
●ニコニコ生放送
●HAPPY!動画
●バンダイチャンネル
●ひかりTV
●ビデオマーケット
●Hulu
●ふらっと動画
●music.jp(動画コーナー)
●milplus
●U-NEXT
五十音順
〈スタッフ〉
原案:鈴木 裕(YS NET)
原作:セガ
監督:櫻井親良
シリーズ構成:下山健人
キャラクター原案:雨鷹
キャラクターデザイン:石川健介
美術監督:村本奈津江
色彩設計:スタジオ・ロード 小島真喜子
音響監督:えびなやすのり
音楽:澁江夏奈 音楽制作:ウェーブマスター
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作:Shenmue Project
オープニングテーマ:「UNDEAD-NOID」伊東歌詞太郎
エンディングテーマ:「Sympathy」鳴ル銅鑼
〈キャスト〉
芭月涼:松風雅也
藍帝:櫻井孝宏
シェンファ:照井春佳
原崎望:伏見はる香
陳貴章:木島隆一
ジョイ:M・A・O
レン:平 修
ウォン:葉山翔太
斗牛役:鷲見昂大 ほか
公式サイト:shenmue-anime.jp
公式Twitter: @shenmue_anime
シェンムー×横須賀 アニメ化記念プロジェクト 開催概要
シェンムー×横須賀 アニメ化記念プロジェクト
https://www.cocoyoko.net/event/shenmue.html
期間:2022年4月23日(土)~6月26日(日)
1期 4月23日(土)~5月13日(金)
2期 5月14日(土)~6月3日(金)
3期 6月4日(土)~6月26日(日)
イベント内容
1.聖地巡礼マップ【アニメVer.】新装配布
2.オープニング配信イベント
3.資料展【ドブ板通りの店舗8店舗】
4.お買い物キャンペーン【ドブ板通りの店舗8店舗】
5.名場面ガチャガチャ【オンライン/現地】
主催:横須賀集客促進・魅力発信実行委員会
協力:Shenmue Project、IGN JAPAN
聖地巡礼マップ【アニメVer.】新装配布
アニメ化記念として、アニメに登場しているスポットも紹介した【アニメVer.】を4月7日より配布開始いたします。なお、3月26日~27日に開催される世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2022」の(一社)アニメツーリズム協会ブース内「舞台探訪マップ展」において先行展示を予定しております。
4月7日からの配布場所:横須賀市観光案内所/ドブイタステーション/横須賀市観光課/京急横須賀中央駅観光ラック ほか
※なお、感染症拡大防止の観点から、1名につき2部まで郵送での対応も行っております。
資料展【ドブ板通りの8店舗にて開催】
シェンムーゆかりの店舗を中心としたドブ板通りの店舗内において、横須賀を感じるアニメの背景画や、ゲームの設定資料などを展示予定です。なお、展示物については会期ごとに入れ替えを行います。
資料展参加店舗:ドブイタステーション/Mikasa vol.2/大将ミシンししゅう店/ハニービー/花松 横須賀中央店/艦マニア横須賀/カキタ/Mikasa cafe(順不同)
お買い物キャンペーン【資料展参加店舗にて開催】
資料展参加店舗において500円(税込)お買い上げごとにブラインドポストカード(各会期6種類・全18種類)をプレゼントいたします。(1会計4枚まで)
※景品がなくなり次第終了いたします。
名場面ガチャガチャ 【オンライン/現地】
スマホで楽しむ、名場面をダウンロードできるオンライン版ガチャガチャを期間限定で実施します。
オンライン版では遠方からでもアクセス可能で、コンプリートすると素敵なグリーティングカードを郵送いたします。また、現地でスマホをかざすと回せるガチャガチャも実施し、コンプリートでA2ポスターを現地にてプレゼントいたします。
※詳細が決まり次第発表いたします。
★エンディングテーマアーティスト・鳴ル銅鑼 プロフィール
2013年に結成された岐阜発ロックバンド。
日本語独特の響きに拘り、それを巧みに操るソングライター、三輪和也の書き上げる楽曲を、聴き手の心を揺さぶる艶やかな唄声とバンド独自の切り口で鳴らす。
唯一無二と言っても過言ではないその世界観とサウンドは必聴。
結成数か月後にZIP-FM「FIND OUT」のマンスリークローザーに抜擢され、「RO69JACK 2014」では優勝を果たす。
2017年CDショップ大賞東海ブロック賞受賞。
https://narudora.tumblr.com/
【本予告②】『シェンムー・ジ・アニメーション』│”Shenmue the Animation” Main Trailer ②(2022)
https://youtu.be/3k3bu2mE9Mw
【本予告①】『シェンムー・ジ・アニメーション』│”Shenmue the Animation” Main Trailer ①(2022)
https://youtu.be/VdyV7XfqhwU
【特報】『シェンムー・ジ・アニメーション』Shenmue the Animation New Trailer(2021)
https://youtu.be/Euf4YWq2hK0
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