TAAF2025 (東京アニメアワードフェスティバル2025)アニメーター・本田雄によるメインビジュアルが公開!

©TAAFEC. All Rights Reserved. イラスト:本田雄

 

東京アニメアワードフェスティバル実行委員会及び一般社団法人日本動画協会は、2025年3月7日(金)から3月10日(月)まで、国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)」が池袋で開催される。

TAAF2025の開催に向けて、メインビジュアルが公開!
メインビジュアルは、昨年のTAAF2024でアニメ オブ ザ イヤー部門 個人賞(アニメーター部門)を受賞したアニメーター・本田雄氏が手掛けている。
会場となる池袋の街を舞台に、ヒーローや忍者、大怪獣や巨大ロボットなど、ありとあらゆるアニメーション映画を彩るキャラクターたちが登場し、戦いを繰り広げる。
迫力の映画を楽しみ、大いに盛り上がる観客たちの様子が伝わってくる賑やかなメインビジュアルになっている。。
また、メインビジュアル制作の感想を語った本田雄氏のオフィシャルコメントも到着した。

 

 

メインビジュアルを描いた本田雄氏のオフィシャルコメント

「このイラストの仕事はヒジョーに大変でした。なんとか描き上げられて、ヨカッタです。
前回の東京アニメアワードフェスティバルのアニメ オブ ザ イヤー部門・個人賞で、ありがたく賞をいただき、そのおまけとして本年度のメインビジュアルを制作することになりました。

すこぶる注文の多い仕事で、(TAAF フェスティバルディレクターの)竹内さんからは、会場となるビルを入れて欲しいとか、素材をレイヤーで分けてくれ、色も後で変えられる様にしてくれと。
そんなヒマはないと思いつつも、そうか!前回の亀田(祥倫)君のように、ぎっちり、スキ間なく描けば良いのかと、引き受けたことを後悔しつつも、ようやく制作に取り掛かれたのでした。
本来、自由に描いてこその絵を描く楽しさ、面白さをモットーにしているので、もっと自由に描きたかったですけど。
このメインビジュアルを見て一人でも多くアニメーション映画の楽しさに気が付いてもらえれば、クロウノカイガアッタというものです。」

制作者プロフィール

本田 雄(アニメーター)
1968年石川県生まれ。 アトリエ戯雅で動画デビュー後、ガイナックスのテレビシリーズ『ふしぎな海のナディア』(1990)で初めて作画監督を務める。その後マッドハウスで『千年女優』(2001)『電脳コイル』(2007)に参加、カラーにて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)の総作画監督を務める。スタジオジブリ作品では『毛虫のボロ』(2018)、『君たちはどう生きるか』(2023)で作画監督を務めた。

 

 

東京アニメアワードフェスティバル2025 開催概要

日程:2025年3月7日(金)~3月10日(月)
会場:東京・池袋
主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催:東京都
事務局:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局(一般社団法人日本動画協会内)
公式サイト:https://animefestival.jp/

 

 

■東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)とは

東京アニメアワードフェスティバルは、2025年で12回目の開催を迎える国際アニメーション映画祭です。
日本国内で未興行の世界のアニメーション作品を対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメーション作品を対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」、アニメーション業界に貢献された方々を顕彰し、先人達の歴史、技術、生き様を伝える「アニメ功労部門」を中心に、その他招待作品の上映やシンポジウム、子ども向けのワークショップなどを実施。新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与すること、及び東京の魅力を発信し、東京の観光振興に資することを目的に開催します。『東京が、アニメーションのハブになる。』を合言葉に、高いクオリティとオリジナリティに富む世界中の作品を東京で上映することで、世界中のアニメーションを愛する人々との交流を図り、クリエイターや観客に刺激と感動を提供し、そしてその感動や刺激を糧にアニメーションの新たな波を東京から世界へ発信します。

 

■各アワードの紹介

<コンペティション部門>
広く国内外から、プロ・アマを問わず募集しています。60分以上の長編アニメーション、30分未満の短編アニメーションのそれぞれから「グランプリ」「優秀賞」他各賞を選出します。選考の柱となるのは、独創性、先進性、共感性、技術力です。TAAF2021から短編部門内に創設された「学生賞」は、日本でアニメーションを学ぶ学生のための賞となります。会期中には劇場にて、ノミネート作品の数々を、国内外の制作者と共にお楽しみ頂けます。

 

<アニメ オブ ザ イヤー部門>
各年度の国内全上映・放送・配信作品から最も優れた作品・個人に、「作品賞」「個人賞」「アニメファン賞」を授与するものです。アニメファンの投票で、各年度の全上映・放送・配信作品より、ベスト100作品を選出し、「みんなが選ぶベスト100」を決定。その100作品の中より、アニメ業界の第一線で活躍しているプロデューサー、クリエイター、その他メディアやアニメグッズを扱う店舗など、幅広いアニメ業界のプロフェッショナルによる投票により「作品賞」「個人賞」を選出します。また、一般ユーザーによるTwitterを通してのファン投票により、「アニメファン賞」を選出します。

 

<アニメ功労部門>
アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した方を顕彰するものです。制作現場における技術、表現、人材育成などの長年の功績をたたえるだけでなく、教育活動・国際交流など広くアニメーション産業の社会的地位の向上に貢献された方に対しても、この賞を贈り顕彰いたします。
選考には、アニメーション業界の各方面より有識者を集め、公平な審議のもと、アニメ功労部門の顕彰に相応しいとされた方を選出しています。

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イラスト:本田雄