2025年6月22日(日)にKanadevia Hallで、アニメ『東京リベンジャーズ』にまつわるイベントが昼夜にわたって開催された。
今回はその様子を伝えるオフィシャルレポートが到着した。
■リベパチ宣伝隊長襲名式
まず、昼に開催されたのが新機種「スマパチ 東京リベンジャーズ」発売記念イベント「リベパチ宣伝隊長襲名式」。7月7日より導入がスタートした「スマパチ 東京リベンジャーズ」。その新台発表会であり、同機種の宣伝隊長を佐野万次郎(マイキー)役の声優・林勇が襲名するという内容だ。
じつは林は、イベント開催前から「サミーのパチンコ台の宣伝隊長を務めるなんて夢のよう」とコメントをするほどのパチンコ愛好家。MCの澤田拓郎氏の呼び込みで、ステージに登場した際も「こんにちは!」という挨拶にもうれしさがにじみ出ている。
林は同機種から自分の声が聞こえるということ自体が感無量なようで、「パチンコは昔から好きで、『東京リベンジャーズ』も僕の人生を変えてくれたといっても過言ではない作品。そのふたつが組み合わさるということはうれしいという言葉では形容できないぐらい」とコメントしていた。
続けて、サミー株式会社より代表取締役社長執行役員COO星野歩(ほしの あゆむ)氏が登壇。星野氏は『スマパチ 東京リベンジャーズ』が導入されるのが令和7年7月7日――つまり“777の日”という点にも触れ、気合を入れて作っているという点を強調した。この言葉に林も壇上で両手を振り上げて喜びを爆発させる。
両名は互いの記念品贈呈。サミー側の星野氏からは林に宣伝隊長任命証が、そして東京リベンジャーズ側の林からは星野氏に特攻服が贈られた。星野氏はその場で特攻服をマイキースタイルで着用し、そのあまりに見事な着こなしに会場からは笑いも起こる。林も深々と頭を下げながら任命証を受け取り、見事に襲名が完了。「宣伝隊長として全国の東京リベンジャーズファンとパチンコを盛り上げていってほしいと思います」という言葉に対してうなずきながらも「佐野万次郎役のオーディションに受かったときと同じぐらいうれしい」とこれ以上ないぐらいの例えで感動を表現していた。
この日のステージでは新台の披露も。カラフルな専用枠“纏(まとい)”が特徴の同機種は、上方部真ん中の目立つ位置にはマイキーの勇姿がデザインされているのも印象的。林も「(マイキーが目立ちすぎていて)主人公のタケミっちにはごめんって言いたいです」とコメントし、会場の笑いを取る。
なおこの時間のみ、新台と並ぶ林の姿を来場者が自由に撮影してOKという粋な計らいも。特攻服姿の林を撮影できるのはレアということで、きっとファンもうれしかったはず。
だが、これだけでファンサービスは終わらない。なんと舞台袖からはスペシャルゲストとして、新祐樹(花垣武道役)、福西勝也(龍宮寺堅役)、狩野翔(松野千冬役)、水中雅章(場地圭介役)という豪華声優陣がサプライズで登場。会場から巻き起こる黄色い声に「サプライズってうれしい!」としてやったりな顔を狩野が浮かべると、「俺が出るときもキャーって言ってほしかった……」とどこか悔しそうな林(林が登壇した際は襲名式ということもあって厳かな拍手で迎え入れられた)。
ちなみに福西と水中はパチンコ未経験。新は子どものころにゲームセンターで遊んだ思い出が強いと語る。一方で、林同様にパチンコ愛好家だったのが狩野。ステージ上でもテンションの高さからその喜びが伝わってくる。
まずはステージ上のスクリーンで『スマパチ 東京リベンジャーズ』のPVを鑑賞。同機種で流れる演出がそのまま盛り込まれたPVとなっていたが、そのあまりのカッコよさにすっかりテンションが上がってしまうキャスト陣。暗転中にも関わらず、拳を振り上げてはしゃぐ姿が丸見えで会場からは笑いが巻き起こる。
なお、同機種はスマパチオリジナルの演出も多数搭載しており、ボイスの新録も行なわれているそう。PVにも登場したマイキーの名ゼリフ「日和ってるヤツいる?いねえよなぁ!!?」についても、パチンコの演出の仕様に合わせてアニメよりも長めの尺で新規収録をおこなったという収録秘話も飛び出した。
このあとは、実際に同機種を新が試打する流れに。経験のない出演者もいるということで、同機種の開発プロデューサーである小林竜也氏もサポートのために登壇。筐体のデザインでは武道以上にマイキーに主人公感が漂っているということで「ポジションを奪われちゃって……」と切なそうに語る新だったが、試打が始まってからは、めくるめく演出をまえに生き生きと打ち続ける。ハンドルの持ち加減についても「すごくフィットしています。このままずっと持っていたい」と感触の良さ(?)に大喜び。ただ、大はしゃぎする新の声と、筐体から聞こえてくる武道の声が重なってというカオスな事態が発生し、「どっちが喋っているかわからないから黙って!」とほかのメンバーに塩対応をされるという場面も……。このわちゃわちゃした感じも『東京リベンジャーズ』のキャスト陣ならではの和やかさだ。
場地圭介や橘日向が登場する演出が入ると、試打をしている新のテンションもさらにアップ!やがて、モニターにはマイキーの「日和ってるヤツいる?いねえよなぁ!!?」という特殊な演出が発生し、Official髭男dismの名曲「Cry Baby」が流れるボーナスに突入。会場の熱量はクライマックスに! 狩野は興味津々でモニターに張りつき、福西はテンションが上がってステージ上を駆け回るなど、ステージ上は完全にお祭り状態。ちなみにこのとき発生した“芭流覇羅との決戦”の演出は、小林氏によると同機種でもとくに出玉が期待できる演出だそう。
さらに畳みかけるように“タイムリープ”に紐づいた演出が発生。武道と半間修二という本編ではかなわなかったタイマンも発生し、会場のテンションも青天井で上がり続ける。また、ムービーセレクト機能があると知ってこちらでもキャスト陣は喜びを隠せない。
試打が終わるころにはすっかり汗だくになっていた新。「視覚、聴覚、触覚すべてに訴えかけてくる」と興奮を抑えきれない。福西も「ずっと見入っちゃってヤバいよね……。行きどころを見失っていました」と熱弁すると、狩野も「イベントだということを忘れていました。引いたり叩いたりといったギミックも多くて、これは(打ったら)気持ちいいだろうな……」と感想を語る。また、水中も「ドンってなったり、バンってなったり、すごい! 原作を知っていたらうれしくなるんだろうなと……。打ちたくなりました」と目を輝かせていた。
関連情報の発表のあとはサプライズゲストの退場。最後のコメントで、狩野は『東京リベンジャーズ』という作品とパチンコとの相性の良さに触れ、ウキウキする機体だと表現。自身が打ちに行ったときは「どれだけ玉が出ても水中くんと半分こしたいと思います」と宣言。ここでもキャスト陣の仲のよさが伝わってくる。
サプライズゲストが退場したところで、ステージには同じく2025年に稼働予定の『スマスロ東京リベンジャーズ』も登場。パチンコ愛好家の林だが、じつはスロットも打つということで(3:7か4:6でスロットのほうが多いそう)、このサプライズにまたまた大興奮。5人のキャラクターの凛々しい姿がデザインされたパネルにも触れつつ、「スマスロのPR隊長もよろしくお願いします!」とすかさずアピールしていた。
最後に林は『スマパチ 東京リベンジャーズ』について「319分の1というスペックなんですね。けっこう遊びやすいというか、初心者のかたでも気楽に打てるかなと個人的には思っています。そして、なんといっても作品の中の名シーンがどういう演出で使われているのかもおもしろみのひとつ。パチンコでしか見られない新しいシーンも楽しめる内容となっているので、初めてのかたもデビューしていただければうれしいなと思っています」とコメント。そのまま、名ゼリフを元にした「リベのパチンコ打たねぇ奴いる? いねぇよなぁ?」という華々しくも迫力のある言葉で襲名式を締めくくった。
愛仁夢化解禁伍周年&結成記念イベント 腐亜云未威亭云愚
引き続き、同ホールにて夕方から開催されたのがTVアニメ『東京リベンジャーズ』愛仁夢化解禁伍周年&結成記念イベント 腐亜云未威亭云愚(ファンミーティング)だ。
会場に流れるアニメでもおなじみの勇壮なBGM。敷き詰められたレッドカーペットより新祐樹(花垣武道役)、林勇(佐野万次郎役)、福西勝也(龍宮寺堅役)、狩野翔(松野千冬役)、水中雅章(場地圭介役)が次々とステージに登壇する。昼のイベントでもサービス精神満載だったキャスト陣だが、同イベントでものっけからファンサービス全開。特攻服をはだけさせたり、ハートを手で形作ったり、キャスト間でわちゃわちゃとしたやりとりをくり広げたりと会場を盛り上げ、会場からは黄色い歓声が巻き起こる(ちなみに福西はパリコレのような歩き方をしていて、のちのMCでも話題に!)。
今回のファンミーティングはトークパートよりスタート。最初は年表を使って、これまでの思い出を振り返っていく「東リベ伍周年!年表斗雄苦!(年表トーク)」だ。
最初に話題になったのは2020年3月のオーディション合格時のエピソード。狩野は福岡に行くために空港へ向かっている道中で合格の知らせを受けたそうで、浜松町に「千冬~!」という喜びの声が響き渡ったのだとか。ちなみに狩野はオーディションでは武道とドラケンを受けていたそうで、千冬はどうしても受けたいと懇願をして受けたそう。逆に水中はドラケンも受けたかったが叶わなかったそうだ。
新はなかなかオーディションの結果が来ないと気になり、マネージャーに連絡をしたタイミングで入れ違いのように合格の連絡をもらったのだとか。林の情報によると、武道役のオーディションは実際かなり難航していたようで、新が参加したのは3回目のオーディションだったそう。
マイキー役のみを受けた林は、オーディションの結果、候補として残っているという話はあったそうだが、肝心の武道役が決まっていないためにバランスがわからないからと合格保留の状態が長く続いていたとのこと。つまり武道役が新に決まったからこそ、林のマイキーが誕生したということで、新がキューピットだと大盛り上がり!今だからこそ明かされるオーディション秘話に会場からは盛大な拍手が巻き起こる。
先行上映会や、アニメ公式YouTube動画でリーゼントヘアにしたエピソードなどを振り返りつつ、2021年10月11日に「Cry Baby」マイキーver.動画を公開したときの話題に。ただですらキーが高いのにマイキーのニュアンスを乗せて歌ってほしいというオファーをもらったときは「ポニキャンは何を言っているの?と思った……」という林。ただ、もともとマイキーを演じるときは地声よりも高いトーンで発声することから、歌ってみるとちょうどいい音波になったそう。なお、この話題の最中に狩野は「マイキーは勇さんのマイ・キーじゃないんですね?」と話の腰を折り、盛大にツッコミを入れられていた。
毎年ポニーキャニオンから衣装が用意されているというハロウィン特番や、最初の羅威舞(ライブ)、野球場での始球式の話題に。始球式でメチャメチャ緊張したという新に対して、林は始球式でもまったく緊張しなかったそう。「オーディションとか自分の人生がかかっているものなら緊張しますよ。でも、始球式だったら暴投しようがストライクを取ろうが関係ないから……」と語る林に、ほかのメンバーからは志が低いとの声が上がっていた。
2022年10月31日ハロウィン特番の振り返りでは、松岡禎丞(三ツ谷隆役)や畠中祐(柴八戒役)の仮装にまつわる振り返りも。あとから現場に来た松岡が気づいたら真っ白になっており、驚いたキャスト陣は自分たちもメイクを濃くするようにお願いしたそう。このとき、水中は狼の仮装をしたが色味がネズミのようで周りからは「あざとい」と言われたそう。会場からも「かわいい」という声援を送られてはにかんでいた。
福西は初めてステージに登壇した2022年12月24日の「聖夜決戦編放送直前威弁斗」についてコメント。イベント冒頭から感極まって耐えていたという福西だが、最後のあいさつで限界に達し、袖にはけたあとに大号泣したとのこと。そもそも有観客のイベントに出演するのが初めてだったという福西は、杉田智和(柴大寿役)から温かい言葉をかけていただいたことを感慨深げに振り返る(このとき、キャスト全員から「杉田さんはやさしい!」という声が)。福西にとって同イベントは源流ともいえるほど鮮烈な記憶だったようで、それを機にイベントに出演する際には最後のあいさつでお客さん全員の顔を見ようと心がけるようになったそうだ。
実写映画『東京リベンジャーズ』のプレミア試写会に新と狩野がカチコミに行った(登壇した)話題や、ヨシモト∞ホールでのトークショーなどの振り返りでも盛り上がりつつ、2024年2月29日の浅草花やしきとのコラボイベント「浅草総会」の話題に。会場の花道を使ってボーリングをしたりするなど「あれほどバラエティに富んだイベントはなかった!」とキャスト陣も懐かしそうに振り返る。ちなみに新と林はアトラクションのジェットコースターもたっぷり満喫したそうで、添乗員のお姉さんに「いい叫び声でしたね」と褒められたとのこと。
同じく声にまつわるエピソードとしては、2024年10月12日にサンフランシスコで開催された「ANIME Impulse」の話にも波及。林と福西は空港税関での入国審査をスムーズに通過したが、新だけが一向に姿を見せなかったそう。しばらくして、ふたりの耳に届いたのは「絶対負けねぇ!」という新の迫真の声。「根性論で入国しようとしているのか」と驚いたそうだが、実際にはボイスアクターという経歴を証明するために、入国審査のスタッフに花垣武道のお芝居を求められていたそう。伝説的な逸話に会場は爆笑だったが、当時、現場に居合わせたマネージャーさんは冷や汗ダラダラだったとか……。
続く話題は各キャラクターのイメージソングについて。狩野は完全に声の出し方を揃えたわけではないものの、千冬だったらどう歌うかということを考えて、あえてちょっと前のめりなリズムで歌ったそう。これには福西も「声だけじゃなくてリズムも寄せたんだ!」と感嘆。「場地さんは後ろに体重をかけた感じのリズム感で歌いそう」という声も飛び出し、水中も「次の機会があったら……」とコメントしていた。
年表は2025年に突入し、2月2日に開催された友情羅威舞(ダチライブ)の話題に。ライブ当日の水中は見たことないぐらいテンションが高かったそうで、帰りに傘を忘れて帰ったという話題も。1曲目がバラードという演出の妙にも触れつつ、狩野は「あの生バンドを味わってしまったら……」と感慨深そうに振り返っていた。
そして、文化放送にて放送中の「東京リベンジャーズ 相棒零泥威悪」の100回記念放送について。原作者・和久井健からのコメントがあったことなどを振り返る新と狩野。1万円分の高級焼肉券がプレゼントされたということもあって、のちにふたりで焼き肉を食べに行ったそうだが、このときのお会計はなんと7万円に上ったのだとか……。ちなみに、狩野は過去に寺島拓篤(千堂敦役)にシャトーブリアンをおごってもらったことがあり、それに憧れて新にシャトーブリアン(4万円)をおごったそう。また、水中も当てつけのように画像を送られたようで、わざと食欲が減退するように「ウンチ」と返信をしたとのこと。これには会場からも爆笑が巻き起こっていた。
5年間をまとめてふり返るという非常にボリューミーな企画だった「東リベ伍周年!年表斗雄苦!(年表トーク)」。このコーナーだけでも30分以上絶え間なく爆笑トークが飛び出すなど、キャスト陣にもこの5年間がいかに濃密だったかがうかがえる。
そして、ここからはキャスト全員参加の「腐亜云璃苦獲素斗外獲夢!(ファンリクエストゲーム)」。客席に呼びかけて一番名前が大きく声が聞こえたキャストが会場中央のお立ち台で、事前に募集したリクエストのお題を披露するというバラエティコーナーだ。
まず、最初のお題は“ヤンキー座り&かっこいいセリフ!”。「乗り気ではなさそうなキャストにやってもらったほうがおもしろい」という意見が飛び出した瞬間に、急に満面の笑顔を見せる水中。しかし、これが裏目に出たのか(?)、客席からの指名は水中が大多数という事態に……。覚悟を決めた水中は、客席中央のお立ち台に登り、「腹減ってんのか? シャトーブリアンをおごってやろう」と先ほどのコーナーに紐づけたセリフをバシッと言ってのける。新も「狩野さんよりカッコいい……」と目を輝かせていた。
続くお題は“口笛キャラソン披露!”。キャスト陣による激しいけん制合戦の末、会場から指名されたのは狩野。「耳を澄ませて。ここはアルプスだと思って?」とお立ち台に向かうが、会場内には気の抜けたピ~っという音が。ほかのキャストからも「ずっとマイク吹いてただけじゃん」とツッコミを入れられるが「口笛がマイクの周波数を超えていただけ」と狩野は意に介しない。実際、ファンも狩野の華麗なダンスパフォーマンスを見られたことには満足している様子だった。
ラストのお題は“日和ってるヤツいる?いねえよなぁ!!?ゲーム!”。これはタイトルにもあるような各キャラクターの名ゼリフを、指定された独特のニュアンスをつけて披露するというもの。タイトルに入っているのがマイキーのセリフということもあって、自分が指名されないと安心しきっていた水中だったが、狩野の謀略(?)によってふたたび客席の大多数から指名される事態に……。
お立ち台に立った水中に課せられたノルマは、「この時を待ってたぜ!稀咲ッ!!」という場地の名ゼリフを“犬のウンチを頭に乗せているニュアンスで”というかなり無茶なシチュエーションで披露すること。頭のにおいを嗅ぎながらややコミカルなニュアンスを入れて演じきる。このコーナーだけですっかり精魂尽き果てた水中に客席からは温かい拍手が送られていた。
いよいよイベントも折り返し地点。ここからはアニメの名シーンを生でアフレコするという「東リベ名詩威云総選挙朗読!(名シーン総選挙朗読)」。
朗読の対象となるシーンは、事前にファンの投票によって選ばれた以下のシーン。
【8位】第5話 病院でドラケンがマイキーに頭を下げさせるシーン
【7位】第5話 集会でマイキーが「日和ってるヤツいる?いねえよなぁ!!?」と問いかけるシーン
【6位】第43話 エマの死を受けてドラケンがマイキーに怒りを向けるシーン
【5位】第36話 フィリピンでマイキーと武道が再会するシーン
【4位】第30話 場地と千冬の回想シーン
【3位】第21話 血のハロウィンにて、場地が自分を刺すシーン
【2位】第47話 武道が「俺が守る」と宣言をするシーン
【1位】第22話 場地と千冬の「半分コな?」のシーン
すべてのシーンの生アフレコが終わった後、会場からは盛大な拍手が送られる。第47話のシーンまで休むことなく朗読に参加していた新は疲れ果てた様子ながらも、表情は晴れやか。狩野は同コーナーを振り返って「日々、自分の感性が変わっていくものだとみんなの朗読を見ていて感じた」とコメントしていたが、今回は“5年が経った今だからこその生アフレコ”とも言うべき熱量が詰まっていた。朗読の最中に客席からすすり泣く声が漏れ聞こえたのもその証左だろう。
そして、イベントはいよいよ佳境に。告知パートではアニメ『東京リベンジャーズ』続編「三天戦争編」の新たなPVが公開となり、2026年放送予定であることが解禁!ステージ上の大スクリーンからは新たに登場するキャラクター・瓦城千咒の声も……。ここで、そんな瓦城千咒を演じる伊瀬茉莉也が特攻服を着てサプライズで登場!
「控室で様子を見させていただいていたんですけど、会場のレスポンスからも絆を感じました」と語る伊瀬。「ずっとずっと演じたいなという想いがあったキャラクターなので、いざオーディションをいただいたときも命をかけて――役者人生をかけてとりたいと思っていました。みなさんの熱量に負けないように千咒として生きたいのでよろしくお願いします」と意気込みを語った。
さらに告知コーナーのラストでは、「東京リベンジャーズ UNLIMITED」(略称:アンリベ)の情報も解禁。シンガーソングライターのtuki.による主題歌「地獄恋文(インフェルノラブレター)」や、原作漫画やアニメでは描かれていないオリジナルストーリー(原作者・和久井健による全面監修)があるという、ファンにとってはたまらない発表が用意されていた。同タイトルは2026年春配信予定とのことなので、ぜひ期待していただきたい。
振り返りあり、バラエティあり、告知あり……と盛りだくさんだったイベントもいよいよ終幕。最後は「これからも東リベよろしくお願いします!それじゃあ、解散!」という林の号令に合わせて、「お疲れ様でしたー!」と会場一丸となって唱和。腐亜云未威亭云愚(ファンミーティング)の名に恥じない珠玉のひと時を締めくくった。
これにて、アニメ『東京リベンジャーズ』尽くしだった2025年6月22日(日)のイベントはすべて終幕。今後の同作の展開にもぜひ期待したい。
★作品詳細
東京リベンジャーズ 三天戦争編
■配信情報
TVアニメ『東京リベンジャーズ』“天竺編”
ディズニープラスで世界定額制動画配信(SVOD)独占配信中*
(*中国本土を除く)
〈スタッフ〉
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社「週刊少年マガジン」)
監督:小平麻紀
シリーズ構成:むとうやすゆき
シリーズ構成協力:初見浩一
キャラクターデザイン:大貫健一/太田恵子/露木愛里/高倉香恵
バイク・プロップデザイン:原由知/福島秀機
美術監督:松本留美
美術設定:谷内優穂
色彩設計:辻田邦夫
撮影監督:家高浩司
3DCG:ライデンフィルム
音響監督:飯田里樹
音楽:堤 博明
アニメーション制作:ライデンフィルム
〈キャスト〉
花垣武道(タケミチ):新 祐樹
橘 日向(ヒナタ・ヒナ):和氣あず未
橘 直人(ナオト):逢坂良太
佐野万次郎(マイキー):林 勇
龍宮寺 堅(ドラケン):福西勝也
松野 千冬:狩野 翔
三ツ谷 隆:松岡禎丞
柴 八戒:畠中 祐
林 良平(ぺーやん):野津山幸宏
河田ナホヤ(スマイリー):河西健吾
河田ソウヤ(アングリー):河西健吾
武藤泰宏(ムーチョ):小野大輔
三途春千夜:岡本信彦
千堂 敦(アッくん):寺島拓篤
山本タクヤ:広瀬裕也
鈴木マコト:武内駿輔
山岸一司:葉山翔太
半間修二:江口拓也
乾 青宗:榎木淳弥
九井 一:花江夏樹
鶴蝶:山下誠一郎
望月莞爾:稲田徹
斑目獅音:内山昂輝
灰谷蘭:浪川大輔
灰谷竜胆:下野紘
■三天戦争編 イントロダクション■
東京卍會と天竺の抗争は凄惨な結果で幕を閉じた。
それぞれが悲しみを抱えながら次の道へ進む中、花垣武道(タケミチ)は死亡した稀咲鉄太に畏怖の念を抱く。
そして、タイムリープでの一部始終を聞いた佐野万次郎(マイキー)は、ある決断をする。
戦いを終えて過去を離れたタケミチは、ついに恋人・橘日向(ヒナタ)が生きている最高の未来に辿り着く。
しかし、そこに“彼”の姿はなかった。
3チームが覇権を争う“三天時代”となった世界で、
最後のリベンジが始まる!
『東京卍リベンジャーズ』とは———。
2017年より「週刊少年マガジン」で連載開始した本作は、
『新宿スワン』の作者・和久井健が贈るタイムリープサスペンス。
第44回講談社漫画賞少年部門受賞。
テレビアニメ・実写映画・舞台などマルチにコンテンツ展開中!
TVアニメ「東京リベンジャーズ」公式サイト:https://tokyo-revengers-anime.com
TVアニメ「東京リベンジャーズ」公式X:@anime_toman
TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式TikTok:https://www.tiktok.com/@anime_toman_official
YouTube『東京リベンジャーズ』チャンネル:https://www.youtube.com/c/animetoman
■原作情報
『東京卍リベンジャーズ』:
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13932016480029113171
『東京卍リベンジャーズ』公式Twitter:@toman_official
1~31巻・キャラクターブック「天上天下」「2芭流覇羅・黒龍編」「3天竺編」・TVアニメ公式ガイドブック決定版好評発売中。
■■「東京リベンジャーズ UNLIMITED」ゲーム情報
■タイトル
東京リベンジャーズ UNLIMITED
■ジャンル
東リベRPG
■対応プラットフォーム
App Store、Google play
■利用料金
基本プレイ無料
■リリース情報
2026年春リリース予定
©和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
© GOOD SMILE COMPANY / f4samura
TVアニメ『東京リベンジャーズ』“三天戦争編”第1弾PV
https://youtu.be/YgZ0M470sYg?si=5XZaHPVSHgnAANmQ
TVアニメ『東京リベンジャーズ』続編制作決定PV!
https://youtu.be/pKPXdN32w8g
©和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会