劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念! 初回『牙狼<GARO>』放送20年記念日マスコミ向け記者会見に北田祥一郎、小西遼生、藤田玲、肘井ミカ、雨宮慶太監督 登壇!

東北新社が手掛ける「牙狼<GARO>」シリーズ最新作、劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』を10月17日(金)より全国公開となる。
2025年に生誕20周年を迎える「牙狼<GARO>」シリーズ。
本作では、『牙狼<GARO>-月虹ノ旅人-』(2019)から約6年ぶりに、シリーズ原作者である雨宮慶太氏が監督・脚本を務めます。本作の主人公である魔戒騎士・冴島大河は『牙狼<GARO>』(2005)の主人公・冴島鋼牙の父としてシリーズに度々登場し、熱戦を繰り広げました。その雄々しい姿は牙狼<GARO>ファンから根強く愛され続けています。本作ではこれまで明かされていなかった、若き日の大河の姿と活躍が描かれる。
20年間の牙狼<GARO>シリーズに込められた想いを継承しながら、新たな未来へと歩んでいくという制作陣の意気込みが込められている。

当日は、初回『牙狼<GARO>』放送日となる記念すべき10月7日(火)にマスコミ向け記者会見を実施し、「牙狼<GARO>」シリーズの面白さや魅力を語り尽くした。

 

 

10月7日(火)初回『牙狼<GARO>』放送20年記念日マスコミ向け記者会見

■日時:10月7日(火) 20:10~20:30 ※上映なし、マスコミのみ
19:30 マスコミ受付開始 
■会場:西武渋谷店モヴィーダ館・特設会場 6階 (東京都渋谷区宇田川町19) 

■出席者(敬称略・予定): 
北田祥一郎(冴島大河役)、小西遼生(冴島鋼牙役)、藤田玲(涼邑零役)、肘井ミカ(御月(冴島)カオル役)、雨宮慶太(原作)  

 

 

「牙狼<GARO>」シリーズが放送を開始してから今年で20年。あらためてその月日を振り返った小西は「20年という年月も、たってしまえばあっという間ですけど、最初から思い返したら、かなりいろいろなことをやって挑戦してきた作品なので。それがちゃんと皆さまに届いて、受け継がれていって、いろいろな作品に広がっていることを、僕自身すごく実感しています。これから劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』もはじまりますし、道外流牙シリーズもはじまるということで。まだまだ可能性がある作品なんだなと、喜びもいっぱいです」と感慨深い様子。

続く藤田も「あの時生まれた子どもが二十歳になってるってことですからね」と20年の重みをかみ締めている様子で、「最近、共演する若い役者さんから『小さい時から観てました』と言われることもかなりあって。それはすごい誇りですし、やってきて良かった」と笑顔。シリーズが20年愛されてきたということに「もちろん監督が全力で自分のつくりたいものをつくり続けた結果であり、そこに僕らは最初から出させていただいて。ものすごく愛のある20年間だったなと思います」と振り返った。

さらに肘井は自分の人生と重ね合わせる部分もあったようで、「20年と聞くとあっという間ですが、その間にわたしが演じたカオルという女性も人生のいろいろなステージを経てきました。それと一緒に自分のステージもどんどん変わっていきました」とコメント。「この「牙狼<GARO>」シリーズが続いてきた裏には、スタッフさんたちのたくさんの努力と思いが詰まっているのと同時に、応援してくださった方々のおかげなので。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とファンへの感謝の思いを述べた。

そして雨宮監督は「僕は常々、「牙狼<GARO>」はみんなでつくるものだと言ってきたんです」と切り出すと、「1作目からやってきたチームと、新作のチームとでは顔ぶれが変わっているんですが、作品に取り組む魂や、思いは変わりません。そして“「牙狼<GARO>」はみんなでつくるもの”と言っている中には、20年前から応援してくださってる皆さんのことも思い浮かべながらつくっているので。「牙狼<GARO>」が好きな方、いいと言ってくださる方々がいたからここまで来ることができました」と力強く語った。

そんな先輩たちの熱い言葉を聞いた北田は「この20周年という節目の年に、僕が(新作に)主演させていただくことになったわけですが、それはこうして先輩方がつくってきてくださったものがあるから。「牙狼<GARO>」に関わるスタッフの皆さま、出演者の皆さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とあらためてシリーズを受け継ぐことへの重みをかみ締めているようだった。

そしてあらためて冴島鋼牙というキャラクターについて、「この作品は役者自身も、半分本人と言えるくらい、成長譚(たん)として描かれている」と語る小西は、シリーズを通じて成長を感じたという。「20年前なので、今観たらまだまだ青い部分もあって、すごく恥ずかしいんですけど、でも勝手に感動しちゃうんです。作品を見返してもまだまだ学ぶこともあったりして。僕の中で永遠に人生のバイブルになっている作品です」と語ると、藤田も肘井も深くうなずいた。

そんな中、小西が「女性の「牙狼<GARO>」ファンの方が、かなりの確率で言うのが、「牙狼<GARO>」がものすごいラブストーリーだということ。それは多分、カオルと鋼牙の関係性も大きいと思います」と語ると、肘井も「そうですね」とその意見に同意する。それを聞いた雨宮監督も「やはりラブストーリーにならないと『牙狼<GARO>』の系譜が途絶えてしまうんで。自然と男女が惹かれあって、ひとつになるという構造は外せないんだよね」と明かした。

さらに「牙狼<GARO>」シリーズが持つ哲学について、雨宮監督は「変わらないこと」と語る。「牙狼のデザインも、20年前からほぼ変わっていませんし、役者さんも変わっていない。もちろん大河の若い頃を北田くんが演じるというのはあるんですが、冴島鋼牙は冴島鋼牙だし、涼邑零は涼邑零で変わらないから。カオルは名字は変わりましたけども(キャラクターは)変わらないんです。これは若さ至上主義ではないということ」。

その思いについて雨宮監督はこう語る。「僕はその年代の、その時の役者さんの一番いいところ、一番きれいなところ、一番かっこいいところを撮っている。もちろん演者さんだけでなく僕らも年を重ねているが、年を重ねたところで出てくる魅力、その年代にしか出せない雰囲気があるので。そこを撮っていくのが一番面白い」。そしてその言葉に肘井も「こんなにもみんなが元気で、現役でやってるのはすごいことですよね」としみじみ語った。

間もなく公開される劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』をひとあし先に観たという小西は「画面に宿っていたのは、完全に僕たちが背中を見ていた、『強くなれ』という言葉を託してくれた大河だった。しかも僕らが観たかった、鋼牙が生まれる前の、若かりし頃の大河の姿を見ることができて。めちゃくちゃ感動しました」と興奮気味にコメント。「そのたたずまいや画面に僕は、(テレビシリーズで大河を演じた)渡辺裕之さんを感じることができて。渡辺さんの持つチャーミングなところだったりとか、そういうものを監督が愛情を込めて撮っているのがすぐに分かったので。それを完璧に演じた北田くんに早く会いたいと思っていました。映像の中の大河は、まさしく大河でした。カッコ良かったです」と賛辞を送った。

さらに藤田が「変な言い方ですけど、監督が撮ってた『牙狼<GARO>』ってこうだったよな、と思ったというか。ここに来てまた久々に初期の『牙狼<GARO>』に戻ってきてくれるんだなと。だから多分、シリーズが初めての方でも観ることができる映画だなと思いました」と語ると、肘井も「終わった後、席を立てなくなってしまいました。そのあふれんばかりの思いに、もう圧倒されてしまって。それが『牙狼<GARO>』の20周年の作品なんだということにめちゃくちゃ感動してしまって。北田くんが大河を演じてくださって、感謝しかないです」とそのコメントに熱をこめると、北田もグッときた様子で「皆さんのあふれる愛に泣きそうになっちゃいましたね」と語ると、「大河をやらせてもらった時に、今の自分とすごく重なって。強くならなきゃと思いました」とあらためて思いを強くしている様子だった。

そんなキャスト陣が並ぶ姿を見た雨宮監督は「すごくうれしいし、ホッとした」としみじみ。「この映画の試写会は、小西、肘井たちにも来てもらった。それはなぜかというと、もともとこの作品は渡辺裕之さんの追悼作品というリクエストではあったんですけど、僕は追悼作品という形では撮りたくなかったから。やはり一緒に『牙狼<GARO>』をつくってきた人なので。どちらかというとナベさんと一緒に撮っているような気持ちで。ナベさんと一緒に大河をつくったらこうなるんだろうなという思いがあった。だからみんなにもそれを共有してもらいたかったし、本当はその時に北田くんも呼べば良かったんだけど、その時は呼べなかったので。今日、この並びを見ることができて。すごくホッとしています」と語った。

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「牙狼<GARO>」とは

魔界から現れて‟陰我”を抱える人間に取り憑き、人々を脅かす魔獣・ホラー。このホラーに対抗する手段を模索し、魔戒法師や魔戒騎士と呼ばれる者たちが誕生した。この魔戒騎士の中でも最高位に君臨するのが「黄金騎士ガロ」であり、「牙狼<GARO>」シリーズは、これらの“守りし者”とホラーとの戦いを描いた物語である。
2005年10月からテレビドラマ「牙狼<GARO>」が放送され、ダークでファンタジックな世界観、日本屈指のCGやVFX技術を駆使したスタイリッシュな映像美、そして華麗でダイナミックなアクションシーンが高く評価され、深夜放送ながら幅広い人気を獲得。テレビシリーズに留まらず、劇場版、スピンオフ作品、アニメシリーズ、舞台、さらに遊技機やフィギュア、玩具、ゲームなど多彩なメディアミックスも展開され、幅広い世代に支持される人気シリーズとして確固たる地位を築いている。

 

 

 

☆作品詳細

劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』

新宿バルト9ほかにて10月17日(金)より劇場公開

出演 :北田祥一郎
神嶋里花 波岡一喜 
ひょうろく 肥後克広 影山ヒロノブ 
瀬戸利樹
原作・脚本・監督雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆 
プロデューサー:安養寺紗季 
ラインプロデューサー:阿久根裕行
アクション監督:鈴村正樹
音楽プロデューサー:井上俊次 
音楽:栗山善親 寺田志保
撮影:長野泰隆 
照明:吉角荘介 
録音:石寺健一 
美術:遠藤剛
スタイリスト:黒田匡彦 
ヘアメイク:山井優
特殊衣装製作:JAP工房 
特殊造形統制:中田彰輝 
特殊メイク:Amazing JIRO
キャスティング:山口正志 
編集:長坂智樹
VFXスーパーバイザー:鹿角剛 中川茂之 
フィニッシングエディター:岡本義典 
カラリスト:田中諭 
音響調整:浅川祥幸 
サウンドデザイン:加藤博紀
スクリプター:栗原節子 
助監督:松田康洋 
制作担当:石橋陸
主題歌:JAM Project『TAIGA~守りし者よ風の如く〜』
特別協力:サンセイアールアンドディ
配給:東映ビデオ
製作/制作:東北新社

公式サイト:https://garo-project.jp/TAIGA/

 

<INTRODUCTION>

人間の邪心に取り憑く”魔獣”ホラーと、それを殲滅する使命を帯びた”魔戒騎士”たちとの暗闘を描くアクションドラマ牙狼<GARO>シリーズ。黄金騎士ガロ=冴島鋼牙の物語から始まった牙狼<GARO>は2025年で20周年を迎え、ついに冴島シリーズ待望の最新作が劇場公開となる。本作の主人公は冴島大河。鋼牙の父として、牙狼<GARO>シリーズで幾度も熱戦を繰り広げてきた大河の若き日の戦いが初めて明かされる。
原作・脚本・監督は、牙狼<GARO>シリーズの生みの親であり、想像を超える世界観、新次元のエンターテインメントを創出して世界中のファンを魅了し続ける鬼才・雨宮慶太。アクション監督は映画『HiGH& LOW THE WORST X』などを手がけ、『牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者』でも牙狼<GARO>のアクションを新たなステージへ導いた鈴村正樹が担当する。今回初タッグとなる2人が織りなす新機軸の牙狼ワールドにも注目だ。

 

<STORY>

強くなれ、それは始まりの物語-
「黄金騎士ガロ」の称号を継承する魔戒騎士の家系・冴島家。
冴島大河はその家系に生まれ、黄金の鎧を受け継いだばかりの若き魔戒騎士だ。魔獣ホラーとの闘いの日々に明け暮れる大河に、新たな指令が届く。
「ホラーの手に堕ちた”羅針盤”--”聖獣”の魂が宿りし魔導具を奪還せよ」
「聖獣」とは、人間を守護する大いなる力。
大地の力で多くの人の命を守る、青龍
燃え盛る炎の力で邪気を焼き尽くす、朱雀
清く流れる水を操り人界の瘴気、業を浄化する、玄武
そして、風の力で人を鼓舞し戦う力と知恵をくれる白虎
青龍、朱雀、玄武、白虎=四神の魂が「羅針盤」に納められ、人界の安寧を司っていた。
「羅針盤」を奪ったのは魔獣ホラー・蛇道。
喰らった者の力を手にする蛇道は聖獣を狙い、その強大な力を我がものにするべく暗躍していた。大河は聖獣の祠に仕える魔戒導師・吹奇とともに、「羅針盤」を取り戻すための戦いに身を投じるのであった。
今、「聖獣」をめぐる「守りし者」の戦いが幕を開ける!

 

(C)2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社