1stフルアルバム『HEART TOUCH』リリース記念亜咲花インタビュー

リリースイベントについて、そしてハタチになって

――アルバムの豪華版についてお聞かせください。初のライブ映像麻が収録されていますね。

亜咲花　今回は、去年開催した、高校卒業おめでとう記念でやった「高校卒業ライブ」と、19歳の誕生日を記念した「バースデーライブ」の2本の映像を収録しています。ライブ映像だけじゃなくて、特別感っていうことで、オーディオコメンタリー付きで映像を撮っていきました。オーディオコメンタリー見ながら裏話聞いて「ふむふむ」って感動してもいいですし、先に映像だけ見て裏話を聞くっていうのもありですし。皆さんに合ったそれぞれの楽しみ方で映像を見てもらえればいいなと思います。この2本の映像って半年間しか空いてないんですけど、立ち振る舞いとか、歌い方とか顔とか、変わり様がすごいんです。この半年間は、アニメロサマーライブに出たり、高校を卒業して上京したり、人生の中で大きな転機でした。成長が目に見えて分かって貴重な映像です。皆さんにもぜひ「子を見守る親のような気持ち」で、「亜咲ちゃん頑張ってるね」っていう風に見てもらえるといいな。生感を大事に、ラジオを聞きながらという感じでやらせてもらいました。亜咲花のライブに行ったことがない方も、この映像を機に「亜咲花のライブって、こんなに楽しそうなんだ」って思ってもらって、ライブに来てもらえるきっかけになったらいいなと思います。

――バースデーライブでは歌わなかった曲もリリースイベントで聞けますか？

亜咲花　たぶん･･･！　でも、そういうのを意識しながらセットリストは組みたいと思っていますよ。

――10月13日の秋葉原ゲーマーズさんでのイベントはお誕生日会となっていましたが、いつものリリイベとは違った感じになるのでしょうか

亜咲花　誕生日が開けて初めての単独イベントなので、特別感がありますよね。ケーキが出てくるのか、ゲームをするのか分かりませんが、何かしらいつもと違った雰囲気になるのでぜひ来てもらえたらなって思ってます。

――やりたいことはありますか。

亜咲花　アメリカはビンゴやピニャータっていう、目隠ししてお菓子が入った段ボールを叩いて、お菓子を出すっていうゲームがあるんですんですけど、そういう風に変わったイベントやりたいなって思っています。

――10月19日には大阪、11月30日には名古屋でもリリースイベントを行います。

亜咲花　大阪ではいつも大好きな551の肉まんを買って帰るんです。あと、USJがすごく好きで、スタッフさんたちといつもライブ終わったら「打ち上げしようね」と言ってるのに、1回も行ったこと無いんですよ。一度打ち上げでいきたいです。

――ハタチの抱負を聞いていきます。

亜咲花　不安はあります。でも、色んな先輩に聞いても「気持ちは変わらない」って言われるので、たぶんガラッと変わることはないと思います。
最近、後輩がたくさんできたんです。年齢は上でも、デビューが私の方が早かったりとか。年下だと声優の高尾奏音ちゃんや「Run Girls, Run！」の林鼓子ちゃんは、THE後輩みたいな感じで「亜咲花さん！」って慕ってくれて。もう可愛くて可愛くて仕方ないです。
私が高校生だった時に色んな先輩に可愛がってもらったので、自分が大人になって、可愛がられるんじゃなくて、可愛がる側になると思ったんだと思います。
だから、「亜咲花先輩、優しいな」とか「この人にずっと付いていきたいな」と思ってもらえるような先輩になりたいです。
この先もっと若い子が来ると思うんです。なので、そういう時に「目指してるのは亜咲花さんです」とか「亜咲花さんきっかけでアニソン歌手になりました」とか、そういう風に言ってもらえる日が来るように、これからも、歌だけじゃなくて人としても大人になっていけたらいいなって思います。

――ハタチになって、やりたいこととかありますか。

亜咲花　親の承諾なしで何でもできちゃうじゃないですか。責任を全部自分で負わなきゃいけないっていうのは、ちょっと辛いかもしれませんね。だから、何がやりたいとかじゃなくて、怖くて何もできなくなってしまうかも。今まではお母さんが「すみません」って言えたところを、私が言わなきゃいけない立場になってしまうので、そこはガラッと変わるんじゃないかなと思います。もう上京しているので、独り立ちしているとも言えますが、法律的な意味で独立するっていうことで、逆にプレッシャーに感じています。

――デビューした時は17歳の頃の自分に声をかけるとしたら何と言いますか

亜咲花　「オタク捨てちゃだめだよ」かな。ここでアニメとか見てなかったら今の「アーティスト亜咲花」っていうのはいないと思います。

――最後のメッセージをお願いします。

亜咲花　高校生だったアニソンシンガーの子が、ようやくハタチになります。ファンの皆さんには、私以上に感慨深く思ってくれている方もいるんじゃないでしょうか。この業界に入った16歳の頃から4年間で、すごく大人になったなと思っています。当時は名古屋に住んでいて、新幹線で片道2時間ぐらいかけて来ていました。あの時の苦労とかっていうのは、無駄じゃなかったんだなと思っています。苦労したことや努力したことっていうのは必ずいいことで回ってきて返ってくるから、嫌だなと思っても耐えて、いつか来るであろう報酬に繋げられるように、ちょっとした努力を惜しまないようにしたいです。そして、歌もライブもイベントもラジオも、色んなことに積極的にトライしていける1年にしたいなと思っています。ハタチになったから責任負わなきゃいけないからっていって臆病になって「亜咲花らしさ」を無くすのは嫌なので、問題にならない程度に、はちゃめちゃ猪突猛進していきます。色んなこと果敢に挑戦して失敗し続けて大人になって、っていうのを繰り返しながら、将来的には「アニソンといえば亜咲花だよね」って言ってもらえるような歌手になりたいです。

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了

CD情報

HEART TOUCH【豪華盤】

Release　2019.10.7
Price　￥6,800 + tax
Product NoUSSW-0205
Spec　CD/Blu-ray

Disc1 CD
1.Raise Your Heart!!　 ※新曲
【作詞：亜咲花、田淵智也　作曲：田淵智也　編曲：堀江晶太】

2.Open your eyes
（TVアニメ「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」ED）

3.Play the game
（ゲーム「OCCULTIC;NINE」OP）

4.Eternal Star
（TVアニメ「ISLAND」ED）

5.Marine SNOW
（TVアニメ「ISLAND」ED）

6.SHINY DAYS
（TVアニメ「ゆるキャン△」OP）

7.Turn Up The Music　※新曲
【作詞：永塚健登　作曲/編曲：新田目翔】

8.この世の果てで恋を唄う少女
（TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」現世編OP）

9.神の数式
（TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」異世界編ED）※初収録
【作詞/作曲：志倉千代丸　編曲：悠木真一】

10.GET DOWN　※新曲
【作詞：岡野りほ　作曲：緒川翔子　編曲：野村勇輔】

11.Edelweiss
（TVアニメ「セントールの悩み」ED）

12.Childhood’s End
（ゲーム「グリザイア：ファントムトリガー Vol.6」ED）※初収録
【作詞：桑島由一　作曲/編曲：藤間仁(Elements Garden)】

13.終わらない夢　※新曲
【作詞：亜咲花　作曲/編曲：40mP】

Disc2 Blu-ray
｢Raise Your Heart!!」Music Video
Music Videoメイキング映像
｢亜咲花1stワンマンライブ〜graduate from LJK〜」ライブ映像
｢亜咲花 19th Birthday LIVE ～Make It Happen LTB～」ライブ映像
※ライブ映像にオーディオコメンタリーを収録

HEART TOUCH【通常盤】

Release　2019.10.7
Price　￥3,500 + tax
Product No　USSW-0206
Spec　CD