第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向き、日々の暮らしを紡いでいく女性・すずを描き、深い感動の輪を拡げた映画『この世界の片隅に』。
2016年の公開から大きな反響を呼び、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など国内外で70以上の賞を受賞している。
そして、2019年12月20日。すずやリン、周作ほか、登場人物それぞれの内に秘められたこぼれ落ちるほどの“想い”を新たなエピソードを盛り込むことで描き出した新作映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開。現在、全国の劇場で上映中となっている。
そんな『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の制作風景や舞台挨拶などの映像、さらに『この世界の片隅に』 Blu-ray特装限定版に収録されている特典映像を合わせ、片渕須直監督、のん、岩井七世など、スタッフやキャストの言葉から本作品の軌跡を振り返るスペシャルPVが公開になった。
綿毛の旅路 ―『この世界の片隅に』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』スペシャルPV
https://youtu.be/NsyKm6F7AIc
★作品詳細
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
全国劇場にて大ヒット上映中
【Introduction】
国内外で高い評価を受け、2016年の公開から1日も途切れることなく1000日以上にわたり上映が続けられている映画『この世界の片隅に』。本作はそんな『この世界の片隅に』に、原作の魅力的なエピソードの数々を散りばめた新作です。すずを取り巻く人々の「さらにいくつもの人生」がより深く描かれることによって、私たちは知ることになります。すずの中にあったほんとうの感情を。そして誰もが誰かを想い、哀しくも優しい秘密を抱えていたことに。たおやかな温もりに満ちた新たな物語が、この冬、深く沁みわたります―
【Story】
広島県・呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるものの呉ではじめて出会った同世代の女性に心を通わせていくすず。しかし、ふとしたことをきっかけに、すずは周作とリンの過去に触れてしまう。
すず、リン、そして周作。それぞれが内に秘めた想いを抱えながら、日々を懸命に生きていた。
そして昭和 20 年の夏がやってくるーー。
声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 牛山茂 新谷真弓/花澤香菜/ 澁谷天外(特別出演)
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊) 企画:丸山正雄 監督補・画面構成:浦谷千恵 キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典
美術監督:林孝輔 音楽:コトリンゴ プロデューサー:真木太郎 監督・脚本:片渕須直
製作統括:GENCO アニメーション制作:MAPPA 配給:東京テアトル 製作:2019「この世界の片隅に」製作委員会
『この世界の片隅に』 Blu-ray & DVD 好評発売中
https://konosekai.jp/disc/
発売・販売元:バンダイナムコアーツ
©2019 こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会