2017年11月11日(土)から新宿ピカデリー他で公開される劇場版アニメーション『はいからさんが通る』より、本作で伊集院忍少尉を演じる宮野真守さんと、宝塚歌劇 花組公演 ミュージカル浪漫『はいからさんが通る』で同じく伊集院忍少尉を演じる柚香光(ゆずか れい)さんのスペシャルインタビューが到着!
お2人の原作への想い、伊集院を演じての感想など熱く語って頂いています。
宮野真守×柚香光 オフィシャルインタビュー
●「はいからさんが通る」原作について。
柚香さん:タイトルを聞いたことはあったのですが、実際に原作を読ませていただいたのはお話しを頂いた後でした。読んでみるとすごく面白くて、読み始めると一気に読んでしまい、読み終わった後もすぐに読み返してしまいました(笑)。
●柚香さんは少尉を演じるにあたり、少尉というキャラクターの魅力をどのように考えていますか?
柚香さん:女の子が、こんな人に出逢えたら良いなと思う男性像、王子様像ですよね。少し自分がお転婆してしまったとしても、笑って、全くしょうがないなと言って受け止めてくれる、少尉には女性の夢が詰まっています。
宮野さん:あまり使わない「完璧」という言葉を使ってしまいたくなるような(笑)。完璧なんですよね。
●宮野さんは実際に前編のアフレコを終えられてみていかがでしたか?
宮野さん:少尉の完璧さは作品の魅力にも繋がっているし、けれどそういった中で、ある意味少尉の「完璧」でないところ、周りからは完璧に見えるけれど少尉も一人の人間だというところを、リアリティのある人間として紐解きながら演じたつもりなので、楽しかったです。完璧な人間がこんなに悲しい想いをして、こんなに辛い経験をしていて、だからこういう人になったんだという。今回担当させていただき、本当に役者冥利に尽きます。
●少尉を演じるお二人だからこそ語れる、紅緒の魅力について。
宮野さん:紅緒好きです、僕!(笑)。
柚香さん:あんなに素直で真っすぐな、エネルギーに溢れて(笑)。少尉の家は気品のあるとても由緒正しいお家柄。そういった縛りの中で生きていて、台詞にもありましたけれど、紅緒の魅力は「新しい風を吹かせてくれる」というところが一番だと思います。
宮野さん:少尉はいろいろな事に縛られて生きている人なんですよね。だから、自分の信じた道を自由に突き進んでいく紅緒の姿が眩しく映った。お互いに無いところに惹かれあう素敵な関係だなと思いますし、二人が惹かれあうのは必然というか、疑問がない。最初は嫌いだってところも、あれだけ全然違う環境で育ったら最初のカルチャーショックはあるだろうし(笑)。人の本質を見る二人だからこそ、お互いのに惹かれあった。やっぱり素敵な形だと思います。
●凄く笑顔が印象的な宮野さん、柚香さんですが、少尉というキャラクターも「笑い上戸」で笑顔が素敵です。今回お会いしてみて、お互いにこういうところが少尉っぽいなと思う部分があればお聞かせください。
柚香さん:宮野さんに笑い上戸はぴったりですね!(笑)。
宮野さん:柚香さんも笑い上戸!すごく可愛く笑うなって。隠すことなく思いっきり笑ってくれるので、初対面なのにずっと二人で自然に喋っているなと思いました(笑)。
柚香さん:同じくです(笑)。笑い上戸ってあまり自分では意識していなかったのですが、今そういう風に言っていただいて、確かにさっきからずっと笑ってますよね(笑)。