映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』花江夏樹、梶裕貴が登壇!公開御礼舞台挨拶レポートが到着!

日本を飛び越え、米・ニューヨーク・タイムズ「ベストTV 2018 インターナショナル部門」(The Best International Shows)に選ばれ、世界中で絶賛された大ヒットTV アニメ「宇宙よりも遠い場所」を手掛けた、いしづかあつこと MADHOUSE、さらにキャラクターデザイン・吉松孝博によるオリジナル劇場アニメーション『グッバイ、ドン・グリーズ!』が大ヒット公開中。

本作で描かれるのは、少年たちの奇跡のような出逢いの物語。誰もがあの時期に感じた痛みや喜びが、ユーモラスにも瑞々しく描き出される。
少女たちが南極大陸を目指した『宇宙よりも遠い場所』と同じく、今回の舞台も日本だけにとどまらない。いつもと違う夏休みから始まる冒険の果てに、ロウマたちがたどり着くのは、炎と氷の国・アイスランド。自らを見つめ、世界を超えて、その先で手にしたものとは……。

 

2月26日(土)に公開御礼舞台挨拶が実施され、主人公のロウマを演じる花江夏樹と”ドン・グリーズ”の仲間・トト役の梶裕貴が登壇。2月18日に公開されて以降、SNS等で様々な反響が上がり、見れば見るほど作品のとらえ方が変化しリピーターを増やしている本作。

一言挨拶に花江は「朝早くからご覧いただき本当にありがとうございます。今日は梶さんと二人きりなので、その分濃密な時間にしたいと思っています。よろしくお願いいたします。」と挨拶、梶もまた「朝から、本作のような心揺さぶられる映画をご覧になって、きっと今まだ感情がぐちゃぐちゃのことかと思いますが……花江君と二人きりでしっぽりとお送りしたいと思います。」と挨拶した。

司会からは本作の内容に踏み込んだ質問がされた。
本作の結末ついての印象を聞かれると、梶は「びっくりしましたね。ドロップに何か秘密や重いテーマがあるのは、皆さんも予告映像等で察していたかと思うのですが、それでもやはり、僕も台本を読んで驚きました。」。
さらに花江は「僕がすごいと思ったのは、ドロップについてちゃんと明かされていないというところです。どうやって日本まで来て、トトとロウマにたどり着いたのか。ドロップは実在するのかということまで僕は考えました!」とそれぞれの気持ちを語った。

 

 

梶は「受け手によって感じ方が様々な作品ですよね。見事なまでの伏線回収に圧倒されるものがありつつ…それ以上に、彼らの出会いがそのものの運命や奇跡を感じました。 “思ってもみなかったことも、実際に起きるんだよ”と教えてくれる存在がドロップだったと思います。」
そして、「各キャラクターのこれまでのドラマや今後の人生というものを見てみたいなという思いがありますね。いしづか監督、お願いします!」とスピンオフのアニメ化制作を熱望した。

さらに、お互いが演じたキャラクターについて聞かれると、花江は「トトが今まで抱えていた将来の夢、進路についてめちゃめちゃ悩んでいて、その後、参考書を燃やす一連の流れが僕はいいなと思いましたね。」それに対して、梶は「そのシーンは、演じていて僕もグッときました。トト自身の葛藤はもちろん、ロウマという存在が大切だからこそ、そんな彼の気持ちを踏みにじるような自分にはなりたくないという、焦りや戸惑い。すごく繊細に、丁寧にお芝居をしていきました。」と語った。

梶は「僕は終盤のシーン、ロウマ(花江)の声に涙腺を刺激されました。あのシーンは、一緒に録らないと引き出してもらえなかったものが確実にあると思います。『ドン・グリーズ』は、コミカルな部分や日常会話も多いですが、それと同時に、ドラマチックなものも共存している作品で。そこが、いしづか監督らしいなと感じました。出番の終わった村瀬くんも最後まで収録を見守ってくれていましたが、後ろで一番泣いていましたね。『ドロップの話をされると泣いちゃうんですよ』と。録っている時からそれを感じていたので、どこかドロップに背中を押してもらえたような感覚がありましたね。」と、アフレコ現場の話があがった。
本編でキャラクターがみせる葛藤や不安などに因んで、2 人の葛藤したエピソードを聞かれると、梶は小学生時代の習い事について話し、サッカーに加えて、エレクトーンや英会話を習っていたことを明かした。「自分でやりたいと言って始めたものの、学校が終わると、普通みんな友達同士で遊ぶじゃないですか。だけど、自分は「今日は習い事があるから、ごめんね!バイバイ!」と言わなきゃいけない。そんな塾と友達との間に挟まれた葛藤が当時の思い出としてありますね。」それに対して、花江は「小学校で塾にいくってすごいですね。同級生にいたら『かっけぇ~』って思いますし『See You』とか言ってきたら『すげ~』って思います笑」「言わないよそんなこと!恥ずかしいよ笑」と、花江の振りにノる梶の茶目っけある姿を見せた。

 

 

花江は「僕は勉強が何の役に立つんだろうと思っていた時期があって、大人になったときに大事だったんだなと今思います。今こそ英語を学びたいし、小学校の頃に『See You』って言っておけばよかったです(笑)」と梶のエピソードになぞらえて話した。
客席にいた小中学生に、「(習い事に)行きたくなかったら行かなくていいんだよ。本当にやりたいことが他にあるのならば!」「ちゃんと葛藤してください!葛藤して出した答えが大事ですからね。」と、二人は小劇場を交えつつアドバイスをした。
本作については、花江は「若い方にとっては、行動する後押しになってくれたりとか、大人の方にとっては、若いころにあった情熱だったり悩みだったりを思い出してもらえるきっかけになると思います。」と熱い思いを述べた。

最後に、「この作品が皆さんにとっての宝物になるといいなと思います。また見る際は、大切な人や友達、ご家族を思い出しながら、あるいは一緒に観ながら中を深めていただければと思います。」と花江。梶は「入場者特典第 2 弾の配布も始まりました。
2度見た方も、はじめての方も、またご家族や友達ともう一度見ていただいて、感想を共有していただければと思います。そのコミュニケーションが本作の醍醐味かもしれません。是非また劇場にお越しください。」と話し、イベントは終了した。

 

映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』公開御礼舞台挨拶 概要

■日時:2月26日(土)11:25~11:55
■会場:TOHO シネマズ六本木 スクリーン7
■登壇者(敬称略):花江夏樹、梶裕貴 

 

 

【本編冒頭映像15分】映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』期間限定特別公開!
https://youtu.be/qTKWU-xXkzU

 

 

入場者プレゼント第1弾
『DONGLEES GUIDE BOOK -ドン・グリーズと冒険に出かけよう-』(32P)

配布期間: 2月18日(金)~2月24日(木)

(内容説明)
ドン・グリーズの世界を探訪する旅のしおり。
いしづかあつこ監督による描き下ろし表紙に加え、全 32P の大ボリューム&
キャストやスタッフが語るここでしか読めない作品の裏話等をたっぷりと掲載!

※映画のネタバレに触れた内容となっておりますので、鑑賞後にお読みください。
※鑑賞者一名様につき1部、先着順となります。
※数量限定のため、無くなり次第、配布を終了となります。
※2月25日(金)以降の配布はございません。

 

入場者プレゼント第2弾
『グッバイ、ドン・グリーズ!』書き下ろし小説「グッバイ、ハイスクール」(48P)

配布期間:2月25日(金)~3月3日(木)

映画では描かれなかったロウマ達のその後のエピソードをお楽しみいただけます。
著者:庵田定夏/原作:Goodbye,DonGlees Project/脚本:いしづかあつこ

※映画の結末に触れた内容となっておりますので、鑑賞後にお読みください。
※鑑賞者一名様につき1部、先着順となります。
※数量限定のため、無くなり次第、配布を終了となります。
※3月4日(金)以降の配布はございません。

 

 

☆作品詳細

グッバイ、ドン・グリーズ!

2022年2月18日(金)全国ロードショー

〈スタッフ〉
監督・脚本:いしづかあつこ
キャラクターデザイン:吉松孝博
美術監督:岡本綾乃
美術ボード制作協力:山根左帆
美術設定:綱頭瑛子、平澤晃弘
色彩設計:大野春恵
撮影監督:川下裕樹
3D 監督:廣住茂徳、今垣佳奈
編集:木村佳史子
音楽:藤澤慶昌
音響監督:明田川 仁
音響効果:上野 励
アニメーション制作:MADHOUSE
配給:KADOKAWA
製作:グッバイ、ドン・グリーズ!製作委員会

〈キャスト〉
ロウマ(鴨川朗真):花江夏樹
トト(御手洗北斗):梶裕貴
ドロップ(佐久間雫):村瀬歩
チボリ (浦安千穂里):花澤香菜

公式サイト:https://donglees.com/
公式 Twitter:@gb_donglees/#ドングリ

 

 

映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』サウンドトラック発売決定!

映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』の劇中音楽を収録したサウンドトラックの発売が決定しました!

映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」オリジナルサウンドトラックCD

音楽:藤澤慶昌
発売日:2022年2月18日(金)
品番:ZMCZ-15381
税込価格:3,300円 発売・販売元:株式会社 KADOKAWA

【収録内容】
映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」劇中音楽 全29曲収録

 

【アフレコ映像公開②】映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』花江夏樹、梶裕貴、村瀬歩
https://youtu.be/n2UAvkZP8zc

 

©Goodbye,DonGlees Partners