ポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作を手掛けた『ラブ、デス&ロボット』シーズン3「死者の声」が、アニメ界のアカデミー賞とされるアニー賞の絵コンテ部門賞を受賞!
【第50回アニー賞 受賞部門】
・TV・メディア 絵コンテ部門(Best Storyboarding – TV/Media)
『ラブ、デス&ロボット』シーズン3「死者の声」 監督エミリー・ディーン
『ラブ、デス&ロボット』は、Netflixが配信する大人向けのアニメアンソロジーシリーズで、2022年5月に配信がスタートしたシーズン3には、当社がアニメーション制作を務めた「死者の声」を含む9話の短編作品が収録されています。本年度の第50回アニー賞では、『ラブ、デス&ロボット』シーズン3から、当社が制作した「死者の声」が絵コンテ賞を受賞しました。
2023年2月25日(土)に開催されたアニー賞授賞式にて、「死者の声」の監督を務めたエミリー・ディーンは、喜びと全てのスタッフ・関係者への感謝を述べるとともに以下のようにコメントを寄せている。
「この壮大なプロジェクトを引き受けてくれたポリゴン・ピクチュアズ、塩田周三(当社代表取締役社長)、ジャック・リヤン(当社プロデューサー)に感謝したいです。この作品を作るのは気の遠くなる様な事で、簡単なことではありませんでした。」
なお、ポリゴン・ピクチュアズのアニメーション制作作品では、第40回アニー賞での『トロン:ライジング』2部門受賞以来、2度目となるアニー賞受賞となる。
ポリゴン・ピクチュアズ アニメーション制作作品 アニー賞受賞・ノミネート履歴
■『ラブ、デス&ロボット』シーズン3「死者の声」
・第50回アニー賞 TV・メディア TV・メディア 絵コンテ部門 受賞
■パンダのシズカ
・第49回アニー賞 TV・メディア 未就学児向け作品部門 ノミネート
・第48回アニー賞 TV・メディア 未就学児向け作品部門 ノミネート
■トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー 第1章: シージ
・第48回アニー賞 TV・メディア FX部門ノミネート
■Lost in Oz
・第45回アニー賞 子供向けテレビアニメーション部門 ノミネート
■トロン:ライジング
・第41回アニー賞 TVアニメーション部門 ノミネート
・第40回アニー賞 キャラクターデザイン部門、美術部門 受賞、長編アニメーション部門、絵コンテ部門 ノミネート
■トランスフォーマー プライム
・第41回アニー賞 美術部門 ノミネート
■スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ
・第41回アニー賞 編集部門、キャラクターアニメーション部門 ノミネート
・第40回アニー賞 視覚効果部門、キャラクターアニメーション部門、ボイスキャスト部門、編集部門 ノミネート
『ラブ、デス&ロボット』シーズン3「死者の声」について
『ラブ、デス&ロボット』は、Netflixが配信する大人向けのアニメアンソロジーシリーズで、デヴィッド・フィンチャーとのティム・ミラーが製作総指揮をとり、ブラー・スタジオがプロデュースを手掛けています。『ラブ、デス&ロボット』シーズン3に収録されている「死者の声」は、SF作家マイクル・スワンウィックのヒューゴー賞受賞作「死者の声」(1998)を原作とする作品で、当社はアニメーション制作に加え、アートディレクション、キャラクターデザインにも参加しています。
Love, Death + Robots: Volume 3 | Final Trailer | Netflix
https://youtu.be/1cotItdK_Eg
アニー賞 (Annie Awards) について
アニメーションのアカデミー賞といわれ、優れたアニメーション作品とそのスタッフに与えられる賞。国際アニメーション協会(ASIFA)が主催しており、ASIFAのハリウッド支部(ASIFA-Hollywood)に所属する会員の投票により受賞作品が決定される。
公式URL : https://annieawards.org/
受賞作品 :https://annieawards.org/nominations
第50回アニー賞授賞式:https://www.youtube.com/live/SOIxhR6PAEE?feature=share
『ラブ、デス&ロボット』VOLUME3収録作品
・『Three Robots: Exit Strategies』
監督:パトリック・オズボーン 脚本:ジョン・スコルジー 制作スタジオ:ブラー・スタジオ
・『Bad Travelling』
監督:デヴィッド・フィンチャー 脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー(原作:ニール・アッシャー)
制作スタジオ:ブラー・スタジオ
・『The Very Pulse Of The Machine』
監督:エミリー・ディーン 脚本:フィリップ・ヘラット(原作:マイクル・スワンウィック)
制作スタジオ:ポリゴン・ピクチュアズ
・『Night of the Mini Dead』
監督・脚本:ロバート・ビシ、アンディ・ライオン(原作:ジェフ・ファウラー&ティム・ミラー)
制作スタジオ:BUCK
・『Kill Team Kill』
監督:ジェニファー・ユー・ネルソン 脚本:フィリップ・ヘラット(原作:ジャスティン・コーツ) 制作スタジオ:Titmouse、Inc.
・『Swarm』
監督・脚本:ティム・ミラー(原作:ブルース・スターリング) 制作スタジオ:ブラー・スタジオ
・『Mason’s Rats』
監督:カルロス・スティーブンス 脚本:ジョー・アバークロンビー(原作:ニール・アシャー) 制作スタジオ:Axis Studios
・『In Vaulted Halls Entombed』
監督:ジェローム・チェン 脚本:フィリップ・ヘラット(原作:アラン・バクスター) 制作スタジオ:ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス
・『Jibaro』
監督・脚本:アルベルト・ミエルゴ 制作スタジオ:Pinkman.tv
『ラブ、デス&ロボット』について
Netflixが配信するSF、ファンタジー、ホラー、コメディなど様々なジャンルの短編アニメを集めたアンソロジー作品。不気味な魔物、度肝を抜く展開、ダークな笑いなどデヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーの世界観がさく裂している。
Netflix Inc.について
Netflix Inc.は、配信登録制のストリーミングサービスとコンテンツ制作を手掛けるアメリカのオーバー・ザ・トップ・コンテンツ・プラットフォーム。ストリーミング配信では既存のコンテンツに加えて、独占配信やオリジナル作品も扱い、Netflixメンバーはインターネット接続されたデバイスを使ってコマーシャルなしでドラマや映画を視聴できる。
ブラー・スタジオについて
1995年、ティム・ミラーによりアニメーターとアーティストが協力してクリエイティブな作品を創造するためのスタジオとして設立されたアニメーション制作会社。現在は、ゲーム、CM、長編映画など多くの分野の作品を制作する受賞歴のあるスタジオに進化している。さらに、素晴らしい物語を創造することに専念し、ハイエンドのアニメーションスタジオとしてだけでなく、オリジナルのコンテンツクリエーターとしても成長を続けている。最新作は『ラブ、デス&ロボット』シリーズ。
株式会社ポリゴン・ピクチュアズについて
ポリゴン・ピクチュアズは、1983年7月の設立以来、「誰もやっていないことを 圧倒的なクオリティで 世界に向けて発信していく」ことをミッションに掲げ、先端的なエンタテインメント映像の製作を手がける国内最大手のデジタルアニメーションスタジオです。マレーシアの制作拠点「Silver Ant PPI Sdn. Bhd.」を含め、300名以上のクリエイターが集結。最新技術を駆使し情熱をもってコンテンツ制作に力を注いでいます。代表作は『シドニアの騎士』『パシフィック・リム: 暗黒の大陸』『トランスフォーマー』シリーズ、『スター・ウォーズ レジスタンス』『げんきげんき ノンタン』など。 詳細につきましては、http://www.ppi.co.jp をご覧ください。