日本語吹替版主題歌を担当したのんが初登壇!映画『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶レポートが到着!

 

中国で空前の大ヒット、21年度公開作品の映画満足度ランキング第一位。22年に日本で限定上映され、圧倒的な作品力で絶賛された。格差社会の底辺でもがく少年の成長を熱い獅子舞バトルを通して描き、誰もが涙した衝撃作が日本語吹替版で5月26日(金)より全国公開となった。

困難を乗り越え成長する主人公・チュンに花江夏樹、チュンを獅子舞に目覚めさせた同名のヒロイン・チュンには、高い演技力で話題沸騰の桜田ひより。共に大会を目指す仲間、マオとワン公に山口勝平、落合福嗣。師匠・チアンに山寺宏一、その妻アジェンに甲斐田裕子ら豪華声優陣が結集している。

公開されるやその映像美のすばらしさ、ストーリーの胸熱な展開に絶賛の声が上がっている本作。本日6月10日(土)、舞台挨拶付き上映イベントの実施!
舞台挨拶には、本作の日本語吹き替え版主題歌「この日々よ歌になれ」を歌うのんが初登壇した。

 

 

 映画『雄獅少年/ライオン少年』 舞台挨拶付き上映イベント 概要 

◆日時:6月10日(土)※上映後イベント
◆会場:新宿バルト9 スクリーン8 (東京都新宿区新宿3丁目 1-26 新宿三丁目イーストビル 13階)
◆登壇ゲスト:のん(日本語吹き替え版主題歌担当)

 

 

中国のCGアニメーション映画「雄獅少年/ライオン少年」(絶賛上映中)の舞台挨拶付き上映イベントが10日、東京・新宿バルト9で行われ、日本語吹替版主題歌を担当したのんが登壇した。

本作は、2021年に中国で上映され大ヒットした中国の伝統芸能・獅子舞の演武に挑む少年たちの成長を描いたCGアニメーション映画。格差社会の底辺でもがき、獅子舞バトルを通して成長する主人公・チュンを花江夏樹、チュンを獅子舞に目覚めさせたヒロインの少女チュンを桜田ひよりが日本語吹き替えを担当し、のんは日本語吹替版主題歌『この日々よ歌になれ』を歌う。

日本語吹替版主題歌のオファーを受け、本作を見た際に“すごーい!”と感動したというのんは「そのときちょうど音楽週間でレコーディングを終えた曲が偶然あって、その曲と(本作が)運命的なくらい親和性の高い内容だったので、すごくびっくりして感動しました」と当時の心境を回顧し、改めて、本作を見た感想を求められると「獅子舞のアクションがリアルで、目の前で演技を見ているってくらい美しいしかっこいいのでびっくりしました。映像美で赤の使い方とか光の入り方とかが本当に素晴らしくて、CGアニメーションで美しい景色を作るとこういう感じになるんだとか、中国の美的感覚みたいな文化を感じられて“すごーい!”ってびっくりしていました」と興奮気味に語った。

続けて、本編随所に散りばめられているギャグシーンも好きだと明かし「みんなで叫んでいたら『うるさい』って怒られる冒頭のシーンとか、師匠が足のにおいでライバルたちを撃退するところとか、面白おかしいシーンがすごく好きでした」と声を弾ませ、本作を見て泣いたというMCから「泣きました?」と声をかけられると「…泣いたっぽい(笑)」と答えて笑いを誘い、「ラストの勝負のときに獅子頭が壊れながらも演武を続けるところが、熱くて1番かっこいいなって思いました。どんな姿になっても屈強に立ち向かっていって、今までやってきたことや自分の情熱を注いていく勢いがあって、ラストの演技のシーンは痺れました」と目を輝かせた。

また、『この日々よ歌になれ』の好きなポイントを聞かれると「逆境に負けないように踏ん張っているところからドラマが展開されていて、歌詞の中に1つの映画を上映したみたいな劇的なストーリーが込められているところがすごく好きですね」と吐露し、同曲は『忘れらんねえよ』の柴田隆浩が作詞作曲を務め、柴田がのんのために歌詞を書き直したそうで「柴田さんとガッツリいろんなことをお話しして、自分の考え方や明るいところ、挫けても頑張るような懸命なところを見せたいって話してみたりして、そうしたらこういう熱くドラマチックな歌詞が上がってきたので、本当に嬉しかったです」と笑顔を見せた。

加えて、同曲に対する反響も届いているそうで「山寺(宏一)さんが呟いてくださっていて、それがすっごい嬉しかったです。(山寺が演じた)師匠はかっこいいし、コミカルなところもどっちも見せてくれて、私は面白くてかっこいい人が大好きなので胸にきましたね。山寺さんとは以前、私が初めて声優のお仕事に挑戦した映画でお会いしたことがあったので、そのときのことを思い出して嬉しいなって素直に喜んでしまいました(笑)」と頬を緩めた。

 

 

さらに、今年の7月に30歳を迎えるのん。10年前に放送され、社会現象にもなったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』が現在、再放送されていることが話題に上ると、のんは「面白いですよね、『あまちゃん』。“これ朝ドラでありだったんだ”って、いろいろびっくりしながら見ています」とコメントして観客を笑わせ、「毎日のようにトレンドに上がっていたりして、たくさんの人に元気を与えているドラマだったんだなと思って、私も自分で見返して“ここの自分の演技好きだな”って見てますね(笑)」と自画自賛。続けて「改めて素晴らしい作品に出させていただきましたし、いろんな奇跡が重なって、キャストのみなさん、スタッフのみなさん、全部がうまくいって現場も楽しかったし、見てくださる方にも全部届いているという実感があって、本当に気持ちよくほめていただいているなと思います」と満足げな表情を浮かべた。

そして、どんな30代を迎えたいか質問されると「30歳ってものすごく大きなことのように考えていたので、もっともっとかっこよくてスッとした大人になっているって夢見ていたんですけど、目前にしてみると“大きく変わるのか?”って気がしているんですが、30歳になったらもっと自由で開放的になれるような気がしていて、20代よりももっとエネルギッシュにパワフルに歩めるんじゃないかなと思っています」と期待に胸を躍らせ、今後、新たにやってみたいことについては「今やっていることを深めていくということかなって思っていて、音楽はもちろん、もっともっと自分がかっこいい人になっていきたいなと思っているし、演技をする者としてももっともっと魅力的になっていきたいなと思いますし、自分が作る映画作品をまた作ってみたいなという意欲がすごくあります」と吐露して観客から拍手を浴びた。

俳優にとどまらず、映画監督、絵の制作、朗読、YouTubeなど多彩な創作活動を行なっているのんだが、自身にとって音楽活動はどのような存在なのか聞かれると「すぐに自分のメッセージを伝えられる、そんな場所だなって思っていて、のんになってから音楽がなかったらこんな風に頑張れていなかったなってくらい、自分を支えている一部になっていますね」としみじみと語り、6月28日には新アルバム『PURSUE』が発売されるが、タイトルに込めた思いを尋ねられると「PURSUE(パーシュー)って“追求する”とか“追い求める”って言葉なんですけど、20代は突っ走っていろんなことを追求して、どうやったら驚くようなことができるかなとか、いろんなチャレンジをしてきて、20代に追求してきたということも込めているし、これからももっともっと追求して自分がよくなっていくという決意表明でもありますね」と説明した。

イベントの後半には、のんが用意したという非売品のサイン入りトートバッグと、本作のサイン入りパンフレットをかけたじゃんけん大会が行われる一幕もあり、白熱した戦いが繰り広げられた。そして、最後にのんは「『雄獅少年/ライオン少』は本当に素晴らしい作品で、かっこよくて美しくて青春の熱さを感じられる作品にめぐり会えて私も嬉しいですし、日本語吹替版のキャストのみなさんの声の演技がグッときて、コミカルなシーンもあって素晴らしいです。ぜひ劇場にお越しください。そして面白かったなと思う方はぜひ広めてください」とアピールした。

 

 

 

 

「この日々よ歌になれ」楽曲情報

作詞曲:柴田隆浩(忘れらんねえよ)

公開日時:2023年4月12日(水)20:00
*公開まではチャンネル登録をしてお待ちください

 

のん – この日々よ歌になれ【Official Music Video】
https://youtu.be/A0wu_C0MN0I

 

 

■のんプロフィール

俳優・創作あーちすと
1993年兵庫県生まれ。 女優としてはもちろん、絵や音楽でも活動を広げている。
2016年 劇場アニメ「この世界の片隅に」 主人公・北條すずの声を担当し、数々の賞を受賞。
2017年 自 主 レ ー ベ ルKAIWA(RE)CORDを発足 、 「 スーパーヒーローズ 」 等 のCDをリリ ー ス 、 音楽フェス『NONKAIWAFESvol.1』を主催するなど音楽活動を開始する。
2018年 自身初の展覧会『ʻのんʼひとり展 -女の子は牙をむく-』を開催。アート活動を始める。
2020年 コロナ禍。音楽フェス『NONKAIWAFESvol.2』を無観客開催し、テレビ放送。
同年、生配信ライブをいち早く取り入れ、「のんおうちで観るライブ vol.1」を開催する。
同年12月 映画「私をくいとめて」 主演。第 30 回日本映画批評家大賞【主演女優賞】を受賞。
2021年 『YOKOHAMA ART STATION project 2020』にて特別展示『NONʼs RibbonArt「お花見、3人こど も」』を発表。それを皮切りにリボンアートを2021年『やんばるアートフェスティバル』、2022年は個展『のん Ribbon 展 -不気味で、可愛いもの。』と発表を続けている。2月は自身が脚本、監督、主演の初劇場映画作品「Ribbon」を公開。本作品は上海国際映画祭、トロント映画祭、ニューヨーク・アジアン映画祭に参加、上映。9月、“さかなクン”の半生を演じる映画「さかなのこ」(第46回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞)10月「天間荘の三姉妹」が公開。

 

 

<STORY>
出稼ぎ両親の帰りを待つ貧しい少年チュンは、ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから、獅子頭を譲り受けた。チュンは、お調子者のマオと食いしん坊のワン公を誘い、獅子舞バトル競技大会出場を決意。飲んだくれの元獅子舞選手チアンに無理やり弟子入りする。チアンの妻アジェンの励ましを受け三人は猛特訓を続けるが、大会目前でチュンの父が大けがをして帰郷した。家族のため、大都市に出稼ぎに行くチュン。過酷な労働が続き、仲間との夢をも諦めそうになったチュンの前に、再びあの少女が現れた――。

 

 

☆作品詳細

雄獅少年/ライオン少年

2023年5月26日全国公開

■監督:孫海鵬(ソン・ハイポン) エグゼクティブ・プロデューサー:張苗(チャン・ミャオ)
■原題:雄獅少年 英題:I Am What I Am
■日本語吹き替え版声優:花江夏樹 桜田ひより 山口勝平 落合福嗣 山寺宏一 甲斐田裕子
■提供:北京精彩、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment、ギャガ
■配給:ギャガ、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment
2021年 / 中国語音声 / 日本語字幕 /

公式HP:https://gaga.ne.jp/lionshonen/
公式Twitter:https://twitter.com/lionshonen

 

映画『雄獅少年/ライオン少年』冒頭10分解禁! 5.26公開
https://youtu.be/C6gcXMg5O_M

 

映画『雄獅少年/ライオン少年』×のん「この日々よ歌になれ」コラボMV
https://youtu.be/Yvl-GY09oAM

 

映画『雄獅少年/ライオン少年』アフレコ映像解禁!少女チュンとの出会い 5.26公開
https://youtu.be/kKe8wb1zCUA

 

映画『雄獅少年/ライオン少年』アフレコ映像解禁!チュンの激情 5.26公開
https://youtu.be/YSj8K6UY32M

 

映画『雄獅少年/ライオン少年』本編映像解禁 5.26公開
https://youtu.be/nlP8mq2XWbQ

 

映画『雄獅少年/ライオン少年』本予告 5.26公開
https://youtu.be/49Ztut47AF0

 

『雄獅少年』スーパーティザー 2023年公開
https://youtu.be/0SPgj89Sqis

 

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