5月25日(土)、26日(日)にZepp Tokyoで開催されたSEGA 音ゲーフェス。
その1日目にセガのアーケード音楽ゲーム「オンゲキ」のキャラクターたちによる初の1stワンマンライブ『「オンゲキ」LIVE vol.1 ~Jump!! Jump!! Jump!!~』が行われた。
出演したのは、ASTERISMの赤尾ひかる(星咲あかり役)/久保田梨沙(藤沢柚子役)/春野杏(三角葵役)、⊿TRiEDGEから朝日奈丸佳(結城莉玖役)/橋本ちなみ(藍原椿役)、bitter flavorの近藤玲奈(桜井春菜役)/中島唯(早乙女彩華役)、7EVENDAYS⇔HOLIDAYSから、もものはるな(井之原小星役)、そして大空直美(逢坂茜役)の総勢9名だ。
「オンゲキ」単独での初の1stワンマンライブライブを心待ちにしていたファンに、まずはASTERISMの3人が影ナレでご挨拶。「まずはオープニングDJで、たくさん体をあっためていこう!」と久保田が言うと、会場も大きな声で応える。
そして「オンゲキ」オリジナル楽曲の参加アーティストでもある2人のDJが登場!
まずはヒゲドライバーがステージに現れると「今日は祭りだぜ!」とスタンディングで盛り上がっている観客を煽りまくる。
自身で作詞・作曲した「猫祭り」で一気に会場を熱狂させると、その後はゲーム実装曲を中心に盛り上げていく。「檄!帝国華撃団」からの「Lost Princess」と田中公平楽曲を繋げ、「バンドリ!」の楽曲や「シュガーソングとビターステップ」「ようこそジャパリパークへ」など、アニメファン垂涎のセットリストで湧かせる。
そして最後は「この曲やらなきゃっていうのありますよね?」と自身の楽曲「回レ!雪月花」でくるくると手を回し、Zepp Tokyoを最高に楽しいアニクラにしていた。
t+pazoliteのDJはまったく違う方向性で、高速ビートのダンストラックを繋ぎ会場を盛り上げていく。「Maqrite」を流したあと「『オンゲキ』の曲好きですか? めちゃめちゃ踊って盛り上がっていきましょう」と「Dolphika」を流すと、オイオイ!の大きな掛け声が。
「TAKE ON THE WORLD」「MEGATON BLAST」など、おなじみの楽曲では、観客の声もだんだん大きくなっていく。「超好きだけどノリ方がわからないからテキトーに踊って!」と流した「Ai Nov」の気持ちよさ! 逢坂茜がスクリーンに映し出された自身の楽曲「YURUSHITE」も相当アツかった。そして最後は「僕の思い出の曲です」と言って「GO!GO! ラブリズム♥」から自身の「Oshama Scramble!」と繋ぎ締めくくる。
そんな熱狂のDJタイムのあと、いよいよ「オンゲキ」ライブがスタート。オープニングは、ASTERISM、⊿TRiEDGE、bitter flavor、7EVENDAYS⇔HOLIDAYSからの8人による「STARTLINER」から。
学校のチャイムのようなイントロから始まる「オンゲキ」のメインテーマだが、8人それぞれがソロパートで個性を発揮し、ユニゾンでは力強さを見せつける。観客も〈(Grow Up!)〉など、掛け合いのところでは声を合わせて、ステージのメンバーたちの背中を押していく。ユニットごとの統一感はありつつ、ひとりひとりの個性に合った衣装も今回の見どころのひとつだろう。
ライブはフェス形式で、登場するユニットのロゴが最初にスクリーンに映し出されるのだが、トップバッターはbitter flavor。ユニット曲「Kiss Me Kiss」は、歌からダンスから、とにかくキュート! ふたりの手を合わせてハートを作ったり、見つめ合ったりしながら歌っているのがかわいらしかった。
そして、それぞれのソロコーナーへ。
まずは近藤がソロ曲「SWEET SHAKE!!」を披露。白とピンクの衣装が天使のようだし、キャッチーな曲をぴょんぴょんと飛び跳ねながら歌っていく。こちらが元気をもらえるようなパフォーマンスで、歌い終わってスキップをしながら捌けていく姿も印象的だった。
近藤玲奈
入れ替わって登場した中島は、クールなEDM「What color…」を。間奏でのパラパラダンスや、〈このピアスが証なの〉でピアスを指さしたり、ウィンクをしたり…ちょっとオトナなダンスで観客を魅了していた。
中島唯