『映画さよなら私のクラマーファーストタッチ』恩田希役・島袋美由利さん&越前佐和役・若山詩音さんインタビュー

越前佐和役・若山詩音さん

――映画「ファーストタッチ」の方は中学生時代で、TVシリーズは高校を舞台に描かれていますが、キャラクターを演じる上で中学時代と高校時代で違いはありましたか？

島袋：高校では恩田自身の思い描くサッカーと女子サッカーとのギャップを感じていた部分もありましたが、恩田の「試合に出たい」という気持ちは中学時代も高校生になってからも変わっていないこともあり、違いはあまりないように思います。

若山：佐和も表面的には変わっていないかと思います。ただ、恩田希とはちょっと違うのは、佐和は高校生になるとマネージャーとしてじゃなくて、部員として部活に入っているので、気持ちの変化は出てきていると思います。
ただ自分にはその心の準備は出来ていないと思っているから、まだちょっとのうのうとした感じが心の中にあるんじゃないかと。
表には出てないんですけど、気持ちの面ではちょっとだけ変化を付けているかなぁと思います。

――TVアニメもすでに放送されていますが、一ファンとしてご覧になっての感想はありますか？

島袋：声がついたことにより、みんなのことがさらに愛おしくなりました。心理描写も鮮やかだなぁと思えるシーンが多く、作品やキャラクターに対する愛着がより生まれたと思います。
ワラビーズ自体はいつもドタバタしていて（笑）。その独特なチームの雰囲気がアニメで見ていると原作とは違った面白さがあって、そこが素敵だなぁって思っています。

若山：原作のツッコミとか面白さはそのままですよね。第4話にみんなで料理をするシーンがありましたが、そこもみんなやらかし放題で（笑）。
そういうボケとツッコミの塩梅とか、すごく面白かったですし、試合になるとみんな真剣で、ひとりひとり強く感じることがあるっていうのが伝わってきます。
すごく厚みが感じられて、こっちも熱を入れて応援したくなっちゃいますね。

――ファーストタッチの収録で苦労されたシーン、もしくは印象に残ってるシーンはありますか？

島袋：恩田が一人で神社にお参りにいくシーンです。お賽銭を投げようとしたら500円玉しか持っていなくて、「これだけあればビッグコッペと男前プリンが買えるのに」と言う場面があるですがそのセリフがなぜか言えなくて、試合のシーンではないところで苦労していました。
後半の試合シーンなどは正直、自分でどんな風に演じていたのかよく覚えていなくて…。きっと満身創痍だったんだろうなぁと思います（笑）

若山：佐和はベンチから喋ることが多くて、技名のイントネーションをみんなで話し合ったのが印象に残っています。
「エラシコ↑？」、「エラシコ↓？」みたいなに結構長いことどっちだろう？って悩むことがあったんですが、最終的にアナウンサーの方が「エラシコ↓」って言ってらっしゃったので「エラシコ↓」になりました。
たまたま『エラシコ』を4人位で言うシーンがあって、みんなで悩んだので印象に残っています。

――特に島袋さんへの質問になると思うんですけど、試合に出ている時に息が荒くなったり、怪我で痛がったりしますが、その辺の難しさはありましたか？

島袋：どこまで息を入れた方がいいのかの判断は難しかったです。探りながら収録をしていました。怪我をしてからはアドレナリンも出ていたと思うので、そこまで息を入れることはなかったです。
運動量を想像しつつ、そこにその時の恩田の感情も伝わってくるような息遣いができたらと考えながら息を入れていました。

――お2人は学生時代の部活の思い出とかありますか？

島袋：ごめんなさい！　ありません（笑）。部活はろくにやってこなくて…。
放課後は私と同じような友達と一緒にお菓子を食べたりして過ごしていたので、何かに打ち込んでなかったんですよね。『クラマー』をはじめ、色んな作品を通して初めて運動部に入り何かに打ち込むという経験をしました。

若山：高校の時は美術部だったので、文化祭に向けて部員全員で門の装飾を描くんです。
文化祭は秋なので、夏休み中に毎日学校来て、アイスを食べながらみんなで頑張ってました。美術室ってエアコンが付いてないんですよ。
みんな汗だくなので水場に座って、足に水かけたりしたのが思い出です。

島袋：青春！

――最後に映画ファーストタッチに期待している方にメッセージというものを頂けますか。

島袋：完成した映像を観させていただきましたが、試合シーンがすごいです。俯瞰のカットでも選手達が止まることなく動いていたり、プレーしている恩田目線のカットもあったりして、見ているこちら側もサッカーをしている気持ちになれます。また、選手ですら味わえないボール目線のカットもあり、臨場感が味わえます。
また、試合中にも指示や応援の声が聞こえてくるのでそういう所もぜひ観てもらいたいです。
それと、この映画を見ればみんなが恩田に惹かれる理由が分かる気がします。がむしゃらにぶつかっていく姿が泥臭くもあり、青くもある。譲れないものがあるから何度でも向かっていく恩田の姿を映画で見て一緒に応援してもらえたらと思います。

若山：それぞれの心情がぶつかり合っている様がとっても愛おしくて青春だなぁと感じられると思います。島袋さんもおっしゃっていた通りが、サッカーの試合がすごくリアルなんです。
ただサッカーのことを良く知らさない方を置いて行ったりは絶対していませんので、サッカーよく知ってる人もあまり見たことが無い方も楽しんでいただけると思います。
ぜひ劇場に見に来ていただけたらと思います。

《その1　出演が決まった時の心境は？　に戻る》

アニバース公式Twitter、フォロー＆RTプレゼントキャンペーン

アニバースの公式Twitterアカウント（@aniverse_brs）をフォローして、応募期間中に対象のツイートをリツイートした方の中から抽選で1名様に、恩田希役の島袋美由利さんと越前佐和役の若山詩音さんのサイン入り色紙をプレゼント！

【賞品】
恩田希役・島袋美由利さん&越前佐和役・若山詩音さん　サイン入り色紙　1名様

【応募期間】
2021年6月19日～6月30日23:59まで

＜応募方法＞
1.アニバース公式Twitterをフォロー。

2.公式Twitterがツイートした、プレゼント告知のツイートをRT（リツイート）。
※キャンペーン終了までフォローを外さないようご注意ください。
対象ツイートはこちら
⇒https://twitter.com/aniverse_brs/status/1406101179180879880

3.当選された方には、キャンペーン終了後、公式twitterアカウントからDM(ダイレクトメッセージ)をお送りします。

入場者特典は新川直司先生描き下ろしコミック！

6月11日（金）の映画公開日より入場者特典として、原作：新川直司先生描き下ろしコミック“『さよなら私のクラマー』第0巻”の配布（数量限定）が決定！
希の中学生編である原作『さよならフットボール』と、高校生編である『さよなら私のクラマー』の幕間を紡ぐ、ファン必携の描き下ろしコミック。

ぜひ劇場にお越しの上ゲットしてください。

★作品詳細

映画さよなら私のクラマーファーストタッチ

2021年6月11日より新宿バルト9ほかで全国劇場で好評公開中！

【キャスト】
恩田希：島袋美由利
越前佐和：若山詩音
山田鉄二：内山昂輝
竹井薫：逢坂良太
谷安昭：土屋神葉
恩田順平：白石涼子
鮫島幸造：遊佐浩二

【スタッフ】
原作：新川直司「さよならフットボール」（講談社ＫＣ刊）「さよなら私のクラマー」（講談社「月刊少年マガジン」連載中）
監督：宅野誠起
脚本：高橋ナツコ
キャラクターデザイン：伊藤依織子
音楽：横山克
脚本協力：大草芳樹リンリン
サッカー演出：石井輝
サッカー考証：大草芳樹
プロップデザイン：伊藤依織子佐賀野桜子
美術監督：齋藤幸洋
美術設定：青木智由紀イノセユキエ
色彩設計：野地弘納
CG ディレクター：松嶋古記
画面設計：田村仁
撮影監督：棚田耕平後藤晴香
編集：吉武将人
音響監督：鶴岡陽太
音響効果：森川永子
企画協力：高見洋平江田慎一小田太郎立花耕片山裕貴
プロデュース：斎藤俊輔
アニメーションプロデューサー：柴宏和
アニメーション制作：ライデンフィルム
製作：「映画さよなら私のクラマー」製作委員会
配給：東映

主題歌
小林愛香「空は誰かのものじゃない」(トイズファクトリー)

◎アニメプロジェクト公式 HP：sayonara-cramer.com
◎公式 Twitter：@cramer_pr

★作品詳細

さよなら私のクラマー

TOKYO MX、BS日テレほかにて2021年4月4日（日）より放送中

【キャスト】
恩田希：島袋美由利
越前佐和：若山詩音
周防すみれ：黒沢ともよ
曽志崎緑：悠木碧
白鳥綾：古城門志帆
田勢恵梨子：嶋村侑
宮坂真琴：山田麻莉奈
菊池類：前田玲奈
岸歩：和氣あず未
小紫佐織：酒井美沙乃
御徒町紀子：春野杏
加古川香梨奈：長谷川玲奈
能見奈緒子：甲斐田裕子
深津吾朗：諏訪部順一
梶みずき：早見沙織
井藤春名：石川由依
佃真央：小市眞琴
鷲巣兼六：山路和弘
桐島千花：牧野由依
天馬夕：小林愛香
安達太良アリス：きそひろこ
財前奈々美：小松未可子
花房圭：大森日雅
後藤田正弘：速水奨
九谷怜：内山夕実
山田鉄二：内山昂輝
竹井薫：逢坂良太
谷安昭：土屋神葉
飛鳥永建：黒田崇矢

【スタッフ】
原作：新川直司「さよならフットボール」「さよなら私のクラマー」（講談社ＫＣ刊）
監督：宅野誠起
シリーズ構成：高橋ナツコ
キャラクターデザイン：伊藤依織子
音楽：横山克
サッカー演出：石井輝
サッカー考証：大草芳樹
プロップデザイン：伊藤依織子佐賀野桜子
美術監督：齋藤幸洋
美術設定：青木智由紀イノセユキエ
色彩設計：野地弘納
CG ディレクター：山崎嘉雅
画面設計：田村仁
撮影監督：棚田耕平後藤晴香
編集：吉武将人
音響監督：鶴岡陽太
音響効果：森川永子
アニメーションプロデューサー：柴宏和
アニメーション制作：ライデンフィルム